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【潜入取材】外国人が『いくら?』と迫る街─変わりゆく立ちんぼの現在地

 

■ホテル前へ移動した立ちんぼたち
かつて新宿・大久保公園周辺には立ちんぼが並び、独特の緊張感が漂っていました。しかし現在では、その姿はほとんど見られず、摘発を避けるためなのか、彼女たちはホテル前へと場所を移しているようです。夜の通りを歩くと、ホテルの淡いネオンの下に、数名の女性が静かに立っている姿が見えてきます。

■増える外国人の姿と買春目的の声かけ
近づくにつれ、以前とは違う空気を強く感じます。最近は外国人の姿が目立ち、買春目的で声をかけてくるケースが増加しているようです。実際に私も歩いている最中、外国人の男性から片言で「いくら?」と声をかけられました。不意に距離を詰められ、値段を尋ねられた瞬間、身体が強張り、冷たい緊張が背筋を走りました。

■すれ違う男性の視線が生む不快感
さらに、すれ違う男性たちからの視線にも不快感を覚えました。こちらを値踏みするようにジロジロと見てくる人が何人もいて、視線がまとわりつくようで息苦しさを感じます。通りを歩いているだけなのに、常に監視されているような、なんとも言えない気持ち悪さが残りました。

■立ちんぼ女性が男性へ積極的に声をかける場面も
現場を見ていると、立ちんぼの女性たちが通りすがりの男性に積極的に声をかける場面にも遭遇しました。「かっこいいお兄さん」「今日やばい。助けて」などと甘えるような口調で呼び止め、興味を引こうとする姿は、生々しく、現場の緊張感をさらに強く感じさせました。突然の声かけに男性が驚いて立ち止まる様子も見られ、路上の空気が一瞬変わる瞬間でもありました。

■姿を変えて続く現場のリアル
立ちんぼの現場は、ただ街の中に存在しているだけではありません。そこには、女性にとって恐怖や不安が常につきまとい、独特の緊張感が漂っています。摘発を逃れるために姿を変えながらも、外国人買春の増加とともに存在し続ける現実がそこにはありました。夜の街の裏側で何が起きているのか、改めて考えさせられる潜入となりました。

 

櫻麗
猫と紅茶があればご機嫌です

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