場所は銀座。煌びやかな世界の裏で蠢く魑魅魍魎たちが住む世界。
その片隅に佇むとあるビル内の某雀荘である戦いが繰り広げられた。
その戦いは麻雀。今夜の相手はリアルアカギこと…
萩原聖人と私
持前の強運でまずは同卓権をゲット!
リアルアカギとの命を賭けた決戦が始まる。
(注:萩原聖人氏はプロ麻雀MリーグTEAM雷電のMリーガーの選手でノーレートの雀荘です。金銭のやりとりは一切行われておりません)
無精ヒゲのコワモテオーラを発し他家を威嚇するアカギ。
東一局スタート
私「萩原さんゴールデンカムイ見ましたよ」
アカギ「そうですか、ありがとうございます。」
私「萩原さんはああいう辺見和雄みたいなダーティな役が似合いますね」
アカギ「いやボクは何でもやりますよ」
私「シーンで出てきたニシン食べました?」
アカギ「いや食べなかったです」
こういう他愛のない会話をして卓では私の手が全然入らない。
(麻雀あるあるその1―ドラもないしメンツもバラバラなので早い段階で放銃回避にシフト)
そうこうしている内にアカギが満貫をツモ!
私は親被りで4000のマイナス。
私「え?ニシン食べなかったんですか?」
アカギ「食べない食べない。ジンギスカンは食べました。」
私「山崎賢斗さんらとですか?」
アカギ「そうですね」
早くも南場に突入。一向に私の手が入らない。気付いたらアカギが4万点オーバーのトップ。私はラス。アカギにだけは絶対負けないと気概を持って臨んだものの打つ手がない。
(麻雀あるあるその2―1回も放銃してないのにラス)
私「もうアカギシリーズはやらないのですか?」
アカギ「いやどうなんでしょう。その辺はちょっと・・」
アカギがトップでこのまま逃げ切りかと思われたのですが対面の他家が徐々に追い上げて来てアカギと同点トップに。そしてこのままラスかと思われた私の手にやっとドラ2と2メンツが入る。一矢報いたい。イーシャンテンまで来たところに対面の同点トップの他家がリーチ!私が持って来た牌は危険牌
ああ通らないだろうな・・・
(麻雀あるある。ラスになるのは覚悟しているけどイイ手が入ると 少しでも素点を回復したい)
ツモ切ると放銃。結果ラスになりました。同点トップだったアカギは2着に・・
試合に勝って勝負に負けました
でも大会の結果はアカギが堂々の優勝
リアルアカギはやっぱ強い

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