東京ドームにある記帳所に行って来ました。
「太陽みたいな人だった」
「本当にスーパースターでした」
「号泣したが本当に『ありがとう』という気持ちだ」
昭和の娯楽はTVやラジオや映画・遊園地・・ネットのない時代はTVが1番の娯楽でした。
今はたまにプロ野球中継がありますが昭和は月曜日以外ほぼ毎日ナイターでありました。時代背景もあって戦後の高度経済成長期です。
日本が活力を取り戻して来た時に長嶋茂雄というスターが生まれた訳です。スターがスターたる所以。その理由は?
ネットフリックスのドラマ・極悪女王の第二話13分頃にこんなセリフがあります。
「練習でどうこうなるかよ。スターになるようなヤツってのはさぁ
勝手にこう・・光り出してくるんだよ」
「光る?」
「飛んで火にいる夏の虫って言うだろ?アレと一緒で客は光ってるレスラーんトコに勝手に吸い寄せられちまうんだ」
正にこの言葉だと思います。「オーラ」なんです。その人の一挙手一投足に脳が刺激されるんです。
ずっと前の記事で私は大ファンの宇多田ヒカルに六本木の某ジム内で握手してもらったんですがやっぱり間近で見たらオーラが出てました。地球の引力かの如くスターのオーラに引っ張られるんです。
また長嶋茂雄氏は多くの有名人も虜にしました。かの徳光和夫氏は長嶋茂雄氏に会ってみたいという理由で日本テレビに入社したり、ビートたけし氏は子供時代、野球少年だったので憧れだったそうです。初めて番組で共演した時は「芸人やってて良かった。成功した。」と感じたそうです。
あのたけしさんも長嶋氏の前では子供みたいに緊張してるのが微笑ましいです。プリティ長嶋氏は水道局に勤めていたのですがモノマネ番組でウケてその後、30年以上長嶋茂雄のモノマネだけでメシを食って来て今では千葉県議会議員です。長嶋氏から「プリ長」と呼ばれていました。
本当にみんなから愛された天性のキャラクターでした。
長嶋茂雄氏が残していったプロ野球そのものの伝統・歴史・魂は同じく今の野球少年のスーパースター大谷翔平が受け継いで行ってくれると思います。
バトンは渡されました。改めてご冥福をお祈り申し上げます。合掌。

探偵ネロ 漫画・アニメ・映画・都市伝説大好きオタク探偵