男女の別れ話において、感情のもつれから「脅迫罪」が問題となるケースが少なくありません。

■事例
・Yは元交際相手の女性X(当時19歳)のプライベートな画像を持っていることを利用し、「写真ばらまきます」とLINEで複数回送信した。
・YはさらにXのスマホに「マンションにビラまくかな~」「殺してシマウマえに死んでくれ」「えw今流行のストーカー殺人www」などのメッセージを送信し、脅迫したものである。
■判決
・懲役2年6月、執行猶予4年。
・Yには、「Xの恐怖心を理解できない」という認知のゆがみを解消するプログラムを受けさせる。
・横浜地検で保管中のコンピュータ1式を没収する。(平成27年6月12日 横浜地裁)
脅迫罪(刑法第222条)は、「生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した」場合に成立します。
・生命・身体に対する害悪の告知:「痛い目にあわせてやる」「家を燃やす」
・名誉に対する害悪の告知:「職場や親に不倫をバラす」「恥ずかしい写真をネットにばらまく」
・自由・プライバシーに関する脅し:「別れるならつきまとう」
別れる時の言葉選びや態度で惨事を引き起こす可能性もあることを頭に入れ、別れるとはいえ一度は愛し合った仲、思いやりの気持ちを持ち、場合によってはしっかり突き放すのもやさしさかも知れません。
☆クイズ 次の言葉は誰と誰の別れの言葉でしょう?
A.「もし今度、生まれ変わったら絶対に彼と一緒になります」
・「今世では別れる。でも愛は終わっていない」という愛情を残した別れ方です。1985年の実際の破局会見で発せられた言葉です。
B.「大声出すわよ」
・突き放しタイプ。ロマンチックでもなく、文学的でもなく、「大声出すわよ」だけで恋愛を終わらせる破壊力。これが後の「贈る言葉」という曲につながったそうです。
C.「やっぱり月には行けないの。だから別れる」
・「月には行けない」という大変珍しい別れの言葉です。
・武田鉄矢が元恋人から言われた言葉
・剛力彩芽が前澤友作に言ったとされる言葉
・松田聖子が郷ひろみとの別れについて言った言葉
答え、分かりますよね?
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探偵船引
「タフでなければ生きていけない、やさしくなければ生きていく資格がない」。探偵フィリップ・マーロウを敬愛しています。
