渡邉: |
男の人が……・・。
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西塔: |
先程、私もその話を聞いて……・・。
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つのだ: |
まず、最初から行かなきゃ仕方ないじゃない。
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西塔: |
ハハハハ…・・。
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つのだ: |
まず、ホームページを開いた、開いたせいかどうか分からないけれども、何か病人なり何なりかが増えたという話でしょ?
そこが心配だからという事ですよネ。
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渡邉: |
西塔先生に先程その話ししたんですヨ。
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つのだ: |
あっ! したんですか、それならいいんですけれども。
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渡邉: |
エー…・・。 で、男の人…・。
どんな感じの霊なんですか?
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西塔: |
えっ。私が見えるのは、身体が疲れているか、疲れていて守る力が無いか、要は生体エネルギーが弱まっていて、そうすると守護霊が弱いから
そのまま乗っかられちゃう分けネ。だから進化型の病気を負っちゃうと大変なんですョ。
だから、胃ガンで亡くなられた方は、胃が悪くなっていたんでしょ。
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渡邉: |
全部、胃なんですョ。
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西塔: |
そうなんですか。
男の人の姿なんですョ。女の霊じゃないですョ。
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渡邉: |
H・P(ホームページ)自体に霊が入り込む事は有るんですか?
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西塔: |
それはないですョ。
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渡邉: |
みんな、錯覚してるんですよネ。写真を触ったとか取材をしてまとめてるので、その様な現象が起きるんじゃないかとか。
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西塔: |
じゃあ、全くそれが無いと言えばそうでもないですヨネ。例えば心霊写真とか、何も写ってなくても。それ自体から強いエネルギーを感じる場合が有るでしょ。私も触らない写真とかある訳ネ
もしかして、その写真を触ってそのエネルギーを受けちゃうていうのもめずらしくない訳ネ。
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渡邉: |
背筋が「ゾッ」とする写真も何枚か有りますからネェ……。
で……・・。例の男の人は乗っちゃってるんですか?
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西塔: |
具合の悪くなった方達っていうには、その様な霊に関わっているっていうのは確かです。
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渡邉: |
ウチの社内にも二人居るんですョその様な状況の人間が…・・。
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つのだ: |
メールにもチョット書いたんですけれども、この世界に入り始めた時っていうのは結構やられるんですョ。
私も昭和48年に「うしろの桃太郎」を描きはじめたんですが、それから一年間位は大変だったんですョ。
呪われて…・・。
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渡邉: |
どんな感じだったんですか?
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つのだ: |
あなたと一緒で私自身は強いんですけれども周囲に行っちゃうんです。
息子が交通事故に会ったり、娘が火傷をしたりその様な状況が続きました。
その当時はいわゆる霊能者だとかいう人が今ほど世に出て来てなかったんで相談もできず恐ろしくなって連載2年で「恐怖新聞」と「うしろの桃太郎」描くのやめようと思った位です。
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渡邉: |
それじゃ、事務所に神棚か何か奉った方がいいですか?
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西塔: |
それは、やらない方がいいと思いますョ。
気にしなければ、それでいいのに、その様な事をすると気にしてない事でもかえって気にしてしまう様になるんですョ……・。
テレビのクルーなんかもそうなんですョ。
1人に霊が憑いてしまったりすると、他のクルーが気にしてしまって普段は絶対に憑かない様な人なのに、霊に憑かれてしまったりとかが有るんですョ。
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つのだ: |
基本的には神棚は奉った方がいいんだよネ。
場合によるけれども……・・。
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西塔: |
神棚は、世話をしてあげないと大変なんですヨネ。
お水をあげたりだとか、その他色々とそれならみんなで一緒に氏神様にお参りした方がいいんじゃないかしら?
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つのだ: |
何もしないよりはいいんじゃないですか?
そう言えば……・
東松山にすごいファミリーレストランが有るんですよネ。
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西塔: |
そうなんですよネ、私も知ってます。
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渡邉: |
東松山の何という名のレストランなんですか?
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つのだ: |
ウーーーーー 何て言ったかな?
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西塔: |
確か、カタカナの名前ですよネ。ピーコックじゃなくて…・・。
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つのだ: |
テレビの仕事でまだ放送される前だから、チョット言えないんだよナーーーー。
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渡邉: |
オフレコという事でお願いします。
名は別としてどんな所だったんですか?
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つのだ: |
青森は下北半島の恐山近くの有名な霊能者と同行だったんですが、
まぁ、近辺では有名なんですョ、10年近く、経営者も6人も変わってるんです。
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西塔: |
自殺した人もいるんですヨネ。
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つのだ: |
まぁ「ウワサ」なんですよネ、何かが居るっていう。
その「ウワサ」で近所の店もみんな潰れていくし……・・。
だから、現在の経営権を持っている人が番組に依頼して来たという訳です。
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渡邉: |
で、どうだったんですか?
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つのだ: |
まぁ、凄かったんですョ。
土地自体にも色々あってですネ。
放送の関係上、本当に言いにくいんですけれども四百年程前、織田信長とかの時代、その頃の話なんですョ。
そのファミリーレストランの駐車場あたりを沢山の馬が走っているんです。
そして、レストランの横手はネ。
「首切場」だったんです。死体も山の様に積まれているっていうんですネ。
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渡邉: |
調べたいですネ、ウチで………。
勿論、放送された後ですけれども……・。
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つのだ: |
二人の女性霊が居たんですけれども。
二人とも様々な形でその土地で亡くなっているんですョ。
その有名な霊能者が色々と透視するんですョ。
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渡邉: |
過去の事が見えるっていうのが透視っていうんですか?
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つのだ: |
そうです、本当のあの人は凄いんですョ。
霊能者っていうのも横のツナガリを持った方が良いと思うんですけれども………・。
人によって得意分野も違いますし……・。
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渡邉: |
西塔先生は何が得意なんですか?
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西塔: |
私は何も得意じゃないんですョ。
「ハハハハハハハッ!!」
先日ある沼に行った時に普通にしてたんですけれども。
私、とりつかれちゃって声帯を取られたんです。
そしてネ、「お前達は……」ッて始まっちゃったんですョ。
絶対にここは「マズイ!!」なと思いました。
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渡邉: |
なんていう沼なんですか?
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つのだ: |
「しらぬたの池」って言うんです。
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渡邉: |
何処にあるんですか?
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つのだ: |
天城峠のそばなんです。
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渡邉: |
池なんですか?
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つのだ: |
ま、池なんでしょうネ。
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西塔: |
キレイなんですョ、ホタルも回りにいっぱい居て。
温泉も近くに有ったり、私入りました……。
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つのだ: |
チョット、本道から反れてしまったんですけど何でしたっけ………。
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つのだ: |
除霊やると普通になるの?
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西塔: |
疲れてたのもあると思うんですョ。
今まで色々な人を見てるとネ。
生体エネルギーが弱まっている。
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つのだ: |
それを言ったら誰でもそういう現象は起こるんですョ。
まぁ例えば徹夜をして疲れてるとかネ。
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西塔: |
イーヤ、そうゆう事では無いんですョ。
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つのだ: |
あーー、そうなんだ。
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西塔: |
そうなんですョ。
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渡邉: |
やっぱり、心霊学をやっちゃったから来ちゃったんですかネ。
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西塔: |
そうですネ。
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つのだ: |
まぁ、いい経験だよ。お化けの世界に首突っ込むとそういう目に遭うっていう事だョ。
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渡邉: |
話しは変わりますけど……。
つのだ先生の絵が中野の「まんだらけ」で結構な値段で売っていましたョ。
6年程、近くに住んでたんですけれど良く見ました。
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つのだ: |
そうなんだョ、頭に来ちゃうヨネ。
色紙を持って来てサインをしてくれって言うんだけどサァ。
普通、「○○さんへ」って書くだろ、だけどサァ。
それを書くなって言うんだよ、変だよな。
それを後でどこかに売るんだよな。
馬鹿にしてるよ!!
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西塔: |
エーーー! そうなんですか?
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渡邉: |
そういうの居るんですよネ。
僕もいつか書いてもらおう!!
―――――― 一同 爆笑 ――――――
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渡邉: |
明日、その編成に時間がかかるんです。
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つのだ: |
日記書いてもいいんだけど、SさんAさんとか……。
コイツ実名で書きやがんの!
実名の方がインパクト有るのは分かるよ。
でもまぁ、それで終わっていった人間をたくさん見てるから。
ところで、俺「将門記」書けって言われたんだよ。
即断ったよ。
関わったら大変な事になるよなーーー。
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西塔: |
NHKの大河ドラマでもさ、筆を進めるのに手が勝手に違う事書いちゃうんだよね。
自分が思っている事とは違うさー。
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つのだ: |
違う文章になるんだろう、当ったりめぇーだよ。
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渡邉: |
怖いですね。
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つのだ: |
そういった類に近づいて半身不随になったヤツも居るんだから。
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渡邉: |
いや「線路」が、「線路」。
今だに謎なんですけれども「線路」が見えるって言ってたんですよ、僕の後ろに。
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つのだ: |
彼女が言ったの?
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渡邉: |
いやー、何で線路なんだろうなと思って実は子供の頃母と寝た事が有るんです、「線路」で。
それが一番、子供の頃の思い出ってそれしか無いんですョ。
あとは思い当たらないんです、それしかないんで………。
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つのだ: |
強いんですよ印象がそれの、だって死ぬって意味でしょ。
それは………。
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渡邉: |
そうです、ウン。
子供とセットで見えるって言われたんでね。
やっぱり助けられたのかなって思うんですけど。
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つのだ: |
最近のテレビの奴らはさ、簡単に人を潰すんだよな。
俺が優秀な霊能者を紹介してるのに何しやがんだ。
「バカヤロー」て言ってやったよ。
俺の立場どうなるんだっていう世界だね。
霊能者っていうとね神様みたいに思われていて。
どんなにこき使っても大丈夫何でもできるっていう感性しかないんだね。
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渡邉: |
今までね、先生の話しを聞いてきてね、心霊マップ。
このままやり続けていいのだろうかって思って来ちゃう。
―――――― 笑い ――――――
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西塔: |
新しい物をやりたいよね。
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つのだ: |
やがて変わっていくんだ、変わっていくんだよ。
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西塔: |
新しい物を発信して行きましょう。
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渡邉: |
僕はいいんですけれども。
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西塔: |
大丈夫よ、唯我独尊だもの。
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渡邉: |
あーー、良かった!
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西塔: |
そういう人って居るのよ、私なんかよりも霊能者っぽいじゃない。
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つのだ: |
いや、でも俺は認めない。俺が大学生ならまだ中学一年位だな。
俺は100パーセント勝てるね君には。
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渡邉: |
でも、パーソナリティーに最高でしょ。
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西塔: |
でもオカルト好きな人ってつのだ先生の影響は受けてるんでしょう?
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つのだ: |
そりゃそうでしょう、私が最初作り上げた世界っていうのがあるでしょ、俺が描いた物読んで育ったんだろうって言うね。
違うっていうヤツいないだろう。
守護霊だって背後霊、地縛霊、いったい誰から覚えたんだっていう話しなんだよ。俺だろう。
俺の前にはそんな物無かったんだから。
それらは、すごく狭い世界で言われていた事なんだよ。
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西塔: |
どうしてそういう世界の漫画を描こうと思ったの?
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つのだ: |
あれは、試しだったんだよ。それで仕事が全部埋まるとは思ってなかったんだよ。最初は「うしろの百太郎」でも「恐怖新聞」でもなかったんだな。「七霊学級」っていうのなんだけど、オカルトをやろうと思っていた訳じゃないから、創作で描いたんだなー。
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西塔: |
創作の方がかえって怖かったりするものねー。
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つのだ: |
本当凄かったんだな周囲がブッ飛んじゃってさぁー。
その当時の少年マガジンの編集者が「空手バカ一代」の次回作これで行きましょうなんて飛んで来たよ。でもまぁ少年チャンピオンでやったんだけどさー俺にとってはどっちでも関係ないからな。で「うしろの」っていうのはさー。
そこからタイトル取ったんだよ。
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渡邉: |
先生、次回作どの位描き終えてるんですか?
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つのだ: |
50パーセント弱。
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渡邉: |
あーじゃー辛いですね。がんばってください。
2月28日っていう事は、最終原稿は1月末位ですか?
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つのだ: |
本当の最終は2月半ば位ですね。
まあその辺は45年プロやってんだから任せてください。
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渡邉: |
あの描き損じたヤツ下さい。「ポイッ」って捨てたヤツ。
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つのだ: |
描き損じたヤツっていうのは人前には出さないものなんだよ。
有るよ何枚も。有るには有るけど捨てないんだよね。きっと。
どこかのコマで使えると思って…………。
そういや、君と付き合い始めて何ヶ月位になるんだ。もう半年超えてるんだろう。
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渡邉: |
5ヶ月です。
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つのだ: |
渡辺と知り合ったのは俺の運がツイてたのかもしれないんだよね。
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西塔: |
そうだよね、彼からエネルギーをもらった部分有るかも知れないよね。
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渡邉: |
そう言って頂けると光栄です。
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つのだ: |
人の関係っていうのは、お互い良くならなきゃダメなの。
片方が得して片方が損をしちゃだめなんだよね。
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渡邉: |
いやぁ本当4ヶ月位になって暖かくなって先生と………。
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つのだ: |
やりたいんだろ?
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渡邉: |
え、三人で…………青森…………。
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西塔: |
撮りたいんでしょ?だったら撮れる所に行かなきゃダメ!
ポラ・デジカメ・ビデオ全部持って行かなきゃダメ!
何かが止まっちゃってっていうパターンが有るから。
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渡邉: |
映像関係は5台位で行こうと思ってるんですね。
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つのだ: |
それは、絶対付き合うから。
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西塔: |
夜中の2時ね。丑満刻にね。
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渡邉: |
2時ですか、4時は。
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西塔: |
2時〜4時ね。
で、訳分からない物を見ても大きい声を出さない事。
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渡邉: |
ええ、僕大きい声出さないです。
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西塔: |
でね、話しは小声でする事。それ位お化けって繊細なのよ。
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渡邉: |
春先位がいいですね。
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西塔: |
でもね、八甲田は本当に物凄いと思ったよ。
あの冷静なテレビ局の「コイヅカ」さんがパニクったんだもの。
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つのだ: |
あそこでは真冬に120人位死んでんだから。
120人の思いはそれぞれ違うんだからまとめて考えたらダメだよ。
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西塔: |
でもあそこの人達は首を探している人たちだよね。
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つのだ: |
八甲田山で霊魂たちが
「 発 行 だ ッ !」て言いたいよね。
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渡邉: |
やっぱり映像ですよ。
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つのだ: |
俺は、形を見せていくという事で30年やって来た訳だから心霊写真とかばっかり具体性を求めてやって来たんだよね。
でも、それだけじゃないんですよ。霊能者の能力っていうのは具体性を持たない部分も大切なんです。
証明しろって言う人がたくさん居るんですけれど、証明なんて出来ない事の方がいっぱい有るんだから。
この数100年科学が出来たからってねー科学って裏付けが無いと全て認めないんでしょ
お化けの世界そんな事できるか?ありえない!
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西塔: |
大槻教授とかは対抗勢力としてメディア的には面白いのよね。
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つのだ: |
アレはいいの。本質的にこちらの味方なんだから。
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西塔: |
あの人アメリカの方ではボロクソに言われてるのよ。可愛相なのよ。日本にプラズマで意味のわからない事いってる科学者が居るって言うので………。
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つのだ: |
日本で生きていく道を探してるんだよ。
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渡邉: |
エンターテイナーですね。
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つのだ: |
吉村さんは凄いよ。吉村さんは本当スジ通してるんだよね。
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西塔: |
吉村先生は、こっちの事もとても詳しいんですよね。
でもこっちの事をやっちゃううと学者じゃなくなっちゃうから。
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つのだ: |
だからそこをやめてるんでは?
ただある番組で宜保愛子と一緒にやったのがダメだったね。
俺は宜保愛子は認めないね。ただ透視能力者という事だったら相当見れる人ですよね。
俺が霊能者って言うのは関わってきた霊魂をちゃんと説明して向こうへ送ってやる。そういう事が全部できなければ霊能者とは言わないって言う事ですよ。
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西塔: |
大変だよね。総合病院自分で持って行かなきゃならないんだもんね。
見るだけ簡単、聞くだけ簡単だけど払う事はできませんっていう人確かに居るんですよ。
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つのだ: |
霊能者は完璧な神様じゃない、人間なんだよ。
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西塔: |
神様なんて居ないって。
じゃ、神様って何者なの?
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渡邉: |
感覚的に居ないって感じるんですか?
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西塔: |
光なのよ。光のエネルギーが有るの。物体的に考えるじゃないですか。人間て。「キリスト」であるとか「天照大神」であるとか物体なんですよ。そうなると、人間が作ったエネルギー体になってちゃうの。光なんですよ。で、みんなの中にもあるんですよ。胸のあたりにそれは、違う場所の一部が降りてきているっていう感じなの。それは、何かを考えてるとかそんなんじゃなくて本当に慈悲深い、安心してっていう世界。
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つのだ: |
で、人間はこれは神様、でこれは仏様っていう理屈をつける訳だからね。だから分かったつもりでいるのは、やめなさいっていうの。僕はこう思うけどっていう書き方はいいけれど、こうなんですっていう書き方はやめなさい、決め付ける事はね。人間には許されないですよ。
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西塔: |
この世界では怖いかも知れないね。
決め付けて書くって言うのは………。
私もこうだって言い切れない部分が有るの。
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つのだ: |
大体、テレビ局の人間がアホばっかりなんだよ。
霊能者をこき使い過ぎる、殺すつもりかっていう事なんだよ。
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西塔: |
本当ですよ、24時間ぶっ通しだとかね、3時間やる時は、6時間は寝させて欲しい。
この前なんか水しか出ない所に泊まったりもう最悪。
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渡邉: |
じゃ、今度ウチでは最高の環境でやりますよ。
ウチにもこの前取材に来たんです。機材使うんならレンタルだよって言ったら2度と来なかったですよ。ハハハハ、笑っちゃう。
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つのだ: |
シャレにならないんだよ。
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渡邉: |
お金無いんですよ制作、今。
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つのだ: |
これなんて13話作って30万ですよ、僅か。13話ですよ。
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西塔: |
私なんかも夏場に「ON AIR」されたヤツ最近ですよ入金されたの。
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渡邉: |
今ですか。
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西塔: |
半年後ですよ。あなたの番組の為に一般は受けてないのに、5万・10万でふざけんなってなるよね。
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つのだ: |
シャレにならない状況、心霊の世界って特にそうなんですよ。
価値観をわかってない訳。
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渡邉: |
宜保さんなんて見てると凄いタイトな所から見てるじゃないですか?
信じられないですよね、あんなにエネルギーってある物なのだろうか?
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西塔: |
彼女も体壊してたんですよ、あと金銭的なトラブルがあったの。
だから、一時期あれ日本テレビだけ使えなくなっちゃたの。
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つのだ: |
当たり前だよ、業界で宜保愛子ダメってレッテル貼られちゃったんですよ、実は。
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渡邉: |
最近、出てますよね。
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西塔: |
だって一般視聴者からすれば、宜保愛子は凄いもの。
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つのだ: |
つまりテレビでオカルト番組を扱うっていうのは増えた。
増えたけど番組に出てくれる知名度のある霊能者が少ない訳。
本当の知名度のある人は、出ないんですよ。安く使われるし。
バカバカしいし。
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渡邉: |
あの宜保愛子さん講演会の料金1時間30万ですってね。
高いですよねー。
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つのだ: |
安くなったじゃん。
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渡邉: |
あっ、そうなんですか、前よりは。
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つのだ: |
じゃ、良かったら宜保使ってみたら。
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渡邉: |
イヤ、使えないですよ。僕は、知らないし………。
本当に色んな話しが聞けました、車の用意が出来たみたいです。
本日は有難うございました。
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