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30〜40代ホスト・キャバ嬢が歌舞伎町で増殖中

かつて夜の街では、「若さ」が絶対的な武器とされていました。
ホストもキャバクラ嬢も、“20代の仕事”というイメージが強く、30代を超えると引退を考える人も少なくありませんでした。

しかし現在、歌舞伎町ではその空気が大きく変わり始めています。
実際に街を歩くと、30代〜40代でも第一線で働くホストやキャバクラ嬢は珍しくありません。
歌舞伎町で働く30代のホスト男性は、「昔より年齢を気にしなくなった」と話します。

「昔は30超えたら“ベテラン”扱いでした。でも今は30代でも普通に売れてる人います。若さだけじゃなく、会話とか安心感を求める客も増えてますから」

背景には、“夜職から昼職へ戻る難しさ”もあるようです。
この男性も一度、昼職へ転職した経験があるといいます。

「昼の会社入ったんですけど、給料が本当に低く感じてしまった。夜だと数日で稼げる金額を、1か月かけて稼ぐ感覚が無理だったんです」

さらに苦しかったのが、人間関係の違いでした。

「夜のほうが良くも悪くも人間関係がわかりやすいんですよ。昼職は空気読む感じがきつかったですね」

同じような声は、キャバクラ嬢からも聞かれます。
歌舞伎町で働く40代の女性は、「一度昼職へ戻ったが、結局夜に戻ってきた」と話します。

「昼のパートもやりました。でも人間関係も給料も合わなかった。夜の仕事のほうが、自分には合ってたんです」

もちろん、夜職には年齢へのプレッシャーもあります。
それでも現在は、“若い子しか売れない世界”ではなくなりつつあるようです。

「昔より、お客さん側も落ち着いた接客を求める人が増えてます。“若ければいい”だけじゃない」

一方で、こうした変化について、「夜職が長期化している」と見る声もあります。
かつては“一時的な仕事”だった夜職が、今では長く続ける働き方へ変化しているのです。

昼職へ戻ろうとしても、給与感覚や生活リズム、人間関係の違いに馴染めず、再び夜の街へ戻ってくる人も少なくありません。一度踏み込んでしまうと抜けるのが難しい、それが夜職の運命。

歌舞伎町では今、“夜職は若いうちだけ”という時代の常識が、静かに崩れ始めていました。

 

 

櫻麗
猫と紅茶があればご機嫌です

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