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中一の女の子

私は、中1の女子です。いつも探偵ファイルを
拝見させて頂いております。
私は都内の私立中に通っているため、電車(埼京線)を利用しています。
小学生の時も塾に通うために電車を利用していたので、
初めて痴漢に遭ったのは小5の夏休み・・・夏期講習の時でした。
初めは「鞄が当たっているだけなのかな」と思っていたのですが
次第にスカートが持ち上げられてきているのに気付いて、
スカートを見たら手があったんです。
手のある方向に立っている人を見たら、凄い形相で私を睨んできて
恐くなって何も言えませんでした。
まさか自分が痴漢に遭ったなんて信じられなくて、
下車してから自分のスカートを見てみたらやはりたくし上げられていて
変な白いものも付着していました。
付着物が何だったかは、その後知りましたが
塾に着いてからも震えが止まらず、その日の授業には集中できずに
帰りの電車では友達を待って、5~6人の大勢で帰りました。
それからは痴漢も”日常茶飯事”で(毎回違う人でしたが)
一時は「許せない」とかそういう感情も、何も感じなくなった時が
ありました。
ですが小6の冬、初心というと変ですが・・・もう一度、怒りを
思い出すきっかけとなった出来事が起こりました。
私の友達が痴漢に遭ったらしく、私の地元の駅前のベンチで
もう一人の友達に付き添われ、号泣していたのです。
号泣していた友達とは一緒に帰るときと帰らないときがあり、
その日はたまたま一緒に帰りませんでした。
付き添っていた友達によると、彼女(号泣していた子)は
恐くて泣き出し、とりあえず私たちの地元の駅で途中下車して
(彼女の家はもっと先の駅)親に迎えに来てもらうそうです。
何と言っていいのかも分からず、何と励ましたらよいのかも分からず
ただ心の中で憤りの気持ちを噛み締めるだけで、
彼女の嗚咽交じりの話を聞くことしかできませんでした。

中学に入ってからは、もっと頻繁に痴漢に遭うようになりました。
朝はとても早いので電車も空いていて、遭うことは少ないのですが
帰りは必ずと言っていいほど遭うのは確実です。
今までの中で一番辛かった出来事を話します。
私が制服を着て校外試合から帰るとき、8月末のことでした。
校外試合だったためにいつもよりも電車が遅く、
7時半頃だったと思います。
満員で、案の定痴漢が私のスカートの中に手を入れて
おしりをさわってきました。
両手にとても重い鞄を持っていたので手を使うことができず、
体の向きを変えたりして阻止していました。
そのうちにその痴漢は私の腰に・・・下腹部を押し付けてきて、
上下に動いてこすりだしたのです。
気持ち悪くて、そんな不審な動きに周りも気付いているだろうと思い
顔を上げると、私と向かい合うようにして立っていた
一人の若い男性がこちらのやりとりを見ていました。
そして目が合うと、頑張れ、みたいな感じで頷いたので
何だろうと思いました。応援してる暇があったら
助けろよ、みたいな。
次の駅に着いて、さらにたくさんの人が乗ってきました。
するとその前にいた若い男性が私と密着する形になり
先ほどの痴漢は気付けばもう下車したあとでした。
絶望感とともに、また満員電車が出発すると
今度はその若い男性の行動がおかしいのです。
鞄を両手に持った私の手がちょうど男性の下腹部あたりの高さ
なのですが、しきりにその手に近づこうとします。
「当たってしまうのかな」と思い、ちょっと気をつけたのですが
電車が揺れた瞬間、その男性は私の手に思い切り下腹部を
押し付けてきたのです。
そのあとはもう、何だかよく分かりませんでした。
男性は私の手に凄い執着を示し、鞄を持つ私の手を掴んで
無理矢理下腹部に当て、もませたりしました。
大きい駅に着いて、人が沢山降りて空いたので
その男性も降りたのだろうと思い、窓際の角によりかかって
外の景色を眺めながら泣きそうになっていたら
反対側の窓際の角に男性がいて、つり革につかまっていたのです。
恐くなって車両を変えると、男性もさりげなくついてきて
だんだん近づいてきて、とうとう私の前でつり革につかまる程に
なってしまいました。何をされるのかと恐くて、
電車が空いているために何をしているのかもすぐ分かります。
それも恥ずかしくて、自分が悪いことをしているような
気がして・・とにかくどうしたらいいのか分かりませんでした。
まさかこんなに空いているのに、また押し付けられたりは
しないだろうと思っていたのですが、男性は
電車の揺れを利用して私の手に下腹部を当ててきました。
何度か車両を変えても、ついてきて・・・
下腹部がどんどん熱くなって、硬くなっていくのが分かって
本当に本当に嫌でした。逃げてもついてくるのです。
そんなやりとりが続いて、やっと下車駅に着くと
急いで階段を駆け下りて逃げました。
改札の前まで来て、「もしかしたら後をつけられて
いるかも知れない」と恐くなって後ろを振り返ると、
男性が少し離れた所(違う線に続く道)に向かいながら
私の方をちらちらと見ていました。
そして私が見ているのが分かったのか、何なのか分かりませんが
手を振ったのです。
その瞬間、悔しさと怒りがこみあげてきて
家に帰ってから自分の部屋で泣き崩れました。

中1のうちからこんなに痴漢に遭っているようでは、
今後の電車通学が本当に憂鬱になります。
私には、こうやって体験談を話していくことくらいしか出来ませんが
PCの画面の向こうから、探偵ファイルさんを応援しています。
今は、中高生や大人の女性ばかりが痴漢の被害者ではありません。
小学生も痴漢被害に遭っています。
私の通う中学でも、丁度通勤ラッシュの時間に
通学が重なってしまう子などは毎朝のように痴漢に遭っています。
どうか、こんな腐った環境を
探偵ファイルさんの力で変えてください。頑張って下さい。

長文失礼致しました。

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