弁護士の唐澤貴洋氏の似顔絵が描かれたステッカーを、店舗の外壁に無断で大量に貼りつけるという迷惑行為が発生していたことが、読者からの情報提供で判明した。
発覚のきっかけとなったのは、ステッカーを発見した人物が現地の様子を撮影して、Twitterに画像を掲載したことだった。当該の画像があるのは、2016年5月1日のツイートである。各種のステッカーに描かれているイラストは、元々は唐澤氏が恒心綜合法律事務所のホームページに掲載した似顔絵を、人々が勝手に改変したものだ。
画像に写っているステッカーに描かれたイラストは、『アイドルマスター』や『ジョジョの奇妙な冒険』など、各種の有名作品のキャラクターのパロディである。これらのイラストは、ステッカー作製用の素材としてTwitter等で配布されているものであり、「尊師ール」と呼ばれている。
さらに、ステッカーに記された言葉は、唐澤氏の事務所のTwitterのアカウントでのツイートが元ネタである。一例として、「プロデュースありがとうございます!」という言葉は、2014年6月の「うしじまいい肉様プロデュースありがとうございます!」というツイートに由来する。
大量のステッカーが貼られた店舗に尋ねたところ、今回の件について、関連情報がTwitterに出回っていることは初耳だったという。これらのステッカーが、誰によって、いつ頃に貼られたものなのかということに関しては、把握していないそうだ。
同様のステッカーは、過去にも見つかっている。脳科学者の茂木健一郎氏がトイレで発見して撮影した画像を公開して、大きな反響を呼んだこともある。今年初めには、『おそ松さん』のパロディのステッカーが発見されてTwitterで話題になり、「カラ松」ならぬ「唐澤松」などと呼ばれた。
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高橋