前回の続き。
私は持参した清めの塩と皿を
裏鬼門に置いた。荒塩は厄を浄化する働きがあるので、高橋君には10日に1度くらい取り換えるように言った。
もし、家族や来客に見せたくない時は引き出しなどにしまっても構わない。
次に、外から厄が侵入してくる玄関に今年の干支、猿の置物を置く。十二支の守りは風水の基本。ドアの方角に向けるのがポイント。
同時にバルコニーの角(表鬼門)に掃除道具や水気が集まっていたので移動させる。不浄なもので気の出入り口にフタをしてはいけない。
これで両方の鬼門に空気の通り道ができた。部屋の中の邪気も溜まらなくなった。しかし、部屋に入ってきた時の圧迫感は消えたが、外の太陽光で明るい部屋のはずなのに、何故かどんよりとした陰気が漂っている。
尚、鬼門が分からない人へ。調べ方はいたって簡単。
コンパスを部屋の中央に置き、東北が表鬼門、南西が裏鬼門と覚えておこう。他にも吉凶の方位(ベッドの位置など)があるが、詳しく知りたい人はお宅鑑定希望にメールを。
そして今回、部屋に一番あってはいけないもの。
葉が生えてこなくなった植物。
高橋君には愛着があったのだろう。新聞紙でくるみ再生を試みていたが、私が見たところ死んでいた。
植物は邪気を吸ってくれる半面、「逆」もあるので気をつけたい。
BOZZ(渡邉文男)