園で遊んでいた子供がある日突然、市役所の職員に児童相談所に連れ去られた?
かなり信じがたい話だが、とごういづみさんは4児の母で現在、9歳の長男に対する保護を解除する為の署名活動をしている。話を聞いてみた。
何故連れていかれたのか?市役所と児童相談所からの説明は何ですか?
――息子が公園で友達と遊んでいる時に、一般市民からと聞きましたが市役所の子育てセンターに通報があったそうです。そして公園に来た職員がタクシーで30分の児童相談所に連れて行きました。説明は「朝ごはんを食べていない。お腹空いた」と息子が言っていて衣食住の確保の為だと。息子には朝おにぎりを持たせてますし、ちょうどお花見中で公園にいたお母さん友達もいて、息子を呼んで一緒に何を食べたと聞きました。私は息子がお昼ご飯を食べに帰って来ないから心配で下の子たちに見に行かせたら、いないと泣いて電話がありました。公園から自宅まで徒歩5分です。何で親に説明や確認しに来る事なく保護されなくてはいけないのでしょうか。児相は役所が連れて来たから受け入れたと言ってます。
更に、息子が小人症という難病疾患だという事にも関わらず「ご飯あげてないから小さいんじゃないの」って。
最後に息子さんと連絡をとったのはいつですか?文通や電話、面会は?
――8ヶ月前の連れ去られた日の朝です。何も通信ができません。
その8か月間でどんな調査がされて、どんな対策が必要でどれくらい保護期間が必要だと説明はありますか?
――無いです。子供は帰りたいと主張しているようですが、保護の目的がわかりません。
小人症の診断書も出しました。警察も来て「虐待はない」と断言しました。学校でも虐待はしていないと意見書も出てます。
これ、誘拐だと思いません?本当にネグレクトや虐待件数が年々増えているのなら、政策の見直しが必要なのでは?
話は少しそれるが、今年発覚した5歳児で白骨化した理玖ちゃん事件を覚えているだろうか?もちろん悪いのは親のネグレクトだ。
しかし厚木児童相談所が察知し確認する機会はあったのだ。
つまり一番重要な家庭訪問や事実確認を怠り、勝手に保護決定するシステムでは誰も救えないと言えないだろうか。
つづく
土岐