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【児童相談所の子供狩り】~黒塗りの文章に隠された文字

(前回.....)矢野さんは生後2ヶ月の二女が揺さぶられっ子症候群(SBS)と診断を受け、児童相談所に保護されてしまった。矢野さん夫妻は虐待が一切ないと神奈川県に対し、二女の一時保護処分の取り消しを求める訴訟を起こしている。
横浜地方裁判所で先月24日、第6回口頭弁論が行われた。

報告会での弁護士の話によると、児相が親の虐待を主張し子供を返さない事に対し、虐待が医学的にどのような根拠に基づいて判断し保護・延長しているのか書類提出などを求めているそうだ。また、保護延長の際、承認を得なければならないという事が分かってきて、どこにどういう手続きをしたのかが明らかになった。そこには、どうも事実と異なる。要するに嘘を報告して、保護延長の承認を得た疑いがあるという。

一体どういうことなのか?矢野さんからある説明があった。

――これは児童相談所で開示の申し入れをしたときに、出てきた書類の一部です。本来ならば事例概要とか保護者の意向が出ていてもおかしくないと思うのですが…。
ほぼ全部黒塗り。


※書面は説明の為、拡大したものです

一時保護の原則は2ヶ月です。しかし、どういう理由で保護延長になったのか一切開示しないのが現在の児童相談所です。娘が保護されて4か月後に申請したものなので更新の書類です。その理由としてSBSは家庭内で起きた可能性が高く、とりあえず、安全確保のための施設入所は必要と判断する。延長の理由が「とりあえず保護しましょう」という事になってます。


なんか都合が悪いのか?黒塗りの資料

矢野さんの二女が生後2ヶ月で保護され2年2ヶ月が経ったこの日、「矢野ご夫妻を支える会」が発足した。会は、矢野さんの二女が生後間もなく保護され愛情を育む大切な時期が奪われていることは子供の人権侵害であり、一日も早く親元に帰すよう各機関に要請し世論喚起するというものだ。児相に保護延長の理由を聞いても「虐待の疑いがあるから」の一点張り。つまり虐待があることを前提で保護決定し、親が虐待を認め虐待親の為のプログラムを受けさせ今後は虐待が無いものと児相のさじかげんで判断されなければ子供は返ってこない。はむかったり裁判で争えば保護はまた延長され、裁判をしたところで行政裁判は行政側に有利な傾向がある。
子供とは通信拒否され、親の主張は出来る場所すらない。


長女と矢野さん

――今回黒塗りの書類を神奈川県に情報開示請求したところ、黒塗りじゃないものも出ました。その中で児童相談所がどのように児童福祉審議委員会に提出したのか明らかになりました。
細かい時系列も含め、挙げられているものと違います。「娘の入院中に、SBSにされているのだから早く返してと親が病院で発狂した」「児童相談所と話し合う事を拒否している」とか。内容を見る限り、誰もが保護されて当たり前と思うような事実と違う事が書かれ一時保護の更新が承認されています。この問題は知名度も低く、個人が発信しても進展は難しいのです。

支援者曰く、昨今の監視、密告社会において児童虐待防止法には欠陥がある。最大の欠陥は児童相談所の所長の権限が強すぎる事であり、権限で保護したのが間違いか検証する機関も無いのは大問題だと言う。誤認保護は、子供を恐怖に晒す。健全な親子を何年も切り離させることがあってはならない。

 

土岐

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