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中国で限定販売されている「モモクロ」を食べてみた

いろいろと、食の危険を感じる中国ではあるが、ユニークな限定メニューがあるという情報をキャッチしたので上海市内のファーストフード店に行ってみた。

肯徳基(ケンタッキー)

どうやら数量限定販売のようだ。中国では珍しい売り方だなと思いながら店内へ。

中国でも店内はいたって普通。日本と変わりない。

しかし、今回目玉のスペシャル商品を見て目を疑った。
「黒とピンクのハンバーガー」

フライドチキンを売るケンタッキーだから、チキンバーガーというのはまだ許せる。
しかしなんだこの色は???

とりあえず両方買ってみた。


「これで、モモクロセーット!」
って小さく呟く俺。(おやじギャグ)


黒いほう。

その名も「黒鉆培根辣鶏腿堡」
黒ダイヤベーコンの辛い鳥の脚ハンバーガーという意味

食ってみた。

チリソースがピリ辛で普通に美味い!ソースが強すぎて味は辛いが、特段とりたてるほどの味ではない。「チリに当たらなければどうという事はない」(言い方はシャア風に)
…肩すかしである。

お次はピンク!

その名も「玫瑰芝士烤鶏腿堡」
バラのチーズ鶏脚ハンバーガーという意味。

食ってみた。

「…」

バラの味 ・・・ しません
パン   ・・・ 普通、むしろ水分控えめな感じでパサつき感。
チキン  ・・・ いたって普通。ただし鶏の油多め。
つぶつぶ ・・・ パンの表面のつぶつぶは、バラの花びららしい。バラの匂い無し。


8月20日は中国の七夕。家族でファーストフード店へ来る人たちも多い。子供たちを遊具のある場所で遊ばせておき、親は黒やピンクのバーガーを食いながら談話している光景を見た。
過去に薬漬けになったチキンや病気のチキンを出していた事が発覚した中国KFC。
ナゲットでいえば、ピンクスライムと言われたようにファーストフードとしてはかなり致命的なイメージダウンを受けた数年前に比べると現在は、過去の事のように忘れられつつある。

パッケージの真ん中には、黄色い丸で「取自天然」パンの色は天然素材と書いてある。
ってほんとかよ?
一緒に行った中国人スタッフは、

「假的!」(ニセモノ)

と、言いながら食べていたのが印象的だった。これが中国。そういう私も最近あまり気にしなくなりました。

 

上海諜報部員@X

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