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脅威 ~中国のインターネット

昨年の上海編でも話題にした中国のネット事情。最近、中国全土で大規模な反日デモが行われているが、今回のデモの組織や反日活動への呼びかけで用いられたツールはインターネットが主である。



中国情報局で有名な「サーチナ」に問い合わせしてみたところ、中国のインターネットユーザーは、現在までに約1億人いると言われており、それでも全人口(13億人強)10%に達していないらしい。(日本の普及率は約60%と言われている)
それでも総数だけ見ればアメリカに次ぐ世界第2位の規模であり、今後中国がさらにインターネットが普及して行くだろうということを考えると日本人の全てを動員しても中国には敵わない。
amazon.comが運営する米国のAlexa Internet(アレクサ・インターネット)社が発表している世界のWebサイトのランキングに中国のサイトは実に6つもランクインしている。


SINA (第6位)
SOHU (第9位)
NETEASE (第11位)


どれも漢字テストのようで・・・

また、中国のインターネットにおいては、BBSも最重要情報源の一つであり、インターネット上で掲載されているニュース記事そのものよりも、ユーザーにとっては信頼性の高い情報としても認識されているようだ。だが今回、反日活動のデモに関して2ちゃんねる同様、根も葉もない書き込みがされていたり、日本企業のフリーダイヤルへいたずら電話をかける“作戦指令”が出回ったりなど、大規模な祭りが行われている模様だ。
中国のインターネット普及率が今後増加することを考えると、将来、情報戦争さえも勃発しかねない。 試しに中国の某BBSに情報(ガセネタ)を流してみたら、すぐに多くの反応があった。情報操作しやすい、されやすいのがインターネットの長所であり弱点でもある。

 

ー BOSS ー

 

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