新薬のモニター。
聞こえはいいが、これってつまり
人体実験のモルモットのこと。
実際にやったことがある人も読者諸氏の中にはいるかもしれない。
多額の報酬が貰えることから、実はかなりの人気のバイト。
危険なバイトというイメージを持っている人も多く、実際予測しなかった副作用が現れることもある。
そこで今回、我こそはと名乗りを上げた特捜班モルモットくん(26)を、モニター募集している某サイトに登録し潜入させてみることに。
数日後、メールで募集の告知がきたので、早速電話を掛けてみることに。
場所や内容を聞いても口頭では教えてくれず
「確認の後、メールでお知らせします」
と、なかなかガードが硬い。
違法なドラッグの経験の有無などの確認事項を聞かれ、先ずは健康診断を受ける必要があると告げられた。
すると、
ほどなくして、メールが来た。
事細かに注意事項等が書いてあり、病院までの経路まで詳細に記されていた。
どうやら潜り込む事が出来そうだ。
当日、指定の時間に都内某所の病院へ。
一見、ビルに囲まれた普通の小さな病院で、30人程が入る談話室のような場所に通される。
中では、白衣を着た医師が重度の副作用が出る場合がある事、治験参加後も自分の意思で中止が出来る事等を説明。
一通り説明を受けた後、同意書にサインをし、身長、体重の測定。
その後採血、検尿、聴診、心電図のモニタリング等、簡単な健康診断を受ける。
この日は、およそ3時間ほどの説明と健康診断を受けただけで3000円の報酬をGET!!
在りし日のモルモットくん
しかし、本命は後日に控えている投薬実験。
4泊5日の入院を2回し、その間投薬を受け、血を抜かれまくることになる。
次回、怒涛の入院編へ。
モルモットくん