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白亜の要塞  ~BOSS

BOSSです。
「本当に探偵なんですか?」
私の風貌を見て、よく尋ねられる言葉です。
「そんなに背が高くて、尾行でバレないの?」
これが二番目に多い質問です(笑)。

どちらも、「探偵とはこういうもの」という先入観があってこそ、だと思います。
そのウラをかくのがホンモノの探偵であり、言葉は悪いですがあまりにもテレビの探偵っぽい人は逆に不向きだと思います。目つきの鋭い男が車に乗ってアンパンと牛乳をかじってる、みたいな。
例えば尾行の時、ひとりで張り込むとどうしても不自然な場所ってあります。大きな会社の前とかですね。そんな時は、現地調達で道行く女の子をナンパしてました。カップルで張り込めば間違いなく周囲の警戒感は弱まります。ですから、現役の時は服装に気を使ってましたね。パリッとしていればどこにでも入って行けます。真冬に黒いダウンジャケットでは、探偵だと宣伝しているようなものですから。オートバイに乗る時もスーツでしたよ。すごく寒いですけど。でも、それが「探偵に見えない術」その1なんです。

そんな私も、駆け出しの頃は失敗の連続でした。毎日、冷や汗かいてました! 命からがらの失敗談をイヤイヤまとめたのが、本日発売の「完全探偵マニュアル・ワースト」です。最悪、という名の通り、こんな本は他の探偵だったら書かないです(笑)。全国の書店やローソンで売ってます。(ローソンは一店舗あたりの在庫が薄いので足が早いと思います。)

 

この写真は、12年前、昔の事務所です。スタッフが「白亜の要塞」と呼んでいました。事務所の周りは調査車両だらけ。BMW635とポルシェターボが見えます。腕の悪さは性能でカバーってか!?

いえいえ、探偵らしくないのがモットーですから。← 言い訳

 

継続は力なり  BOSS

 

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