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送電線事故の会社の、あまりに怪しすぎる背景に迫る

8月14日に発生した、クレーン船によると言われている大規模な送電線事故。この事故を起こしたとされる企業が実に怪しい。

まず、事故を起こしたという「三国屋建設株式会社」のHPを見てみよう。東京本社の住所は、「東京都港区虎ノ門1-1-2 虎ノ門実業会館」とある。また、グループ会社として「日本ミクニヤ」という企業があるとされている。ところが、日本ミクニヤのHPを見ると、今回の事件に対応して、「首都圏での大規模停電に関する報道について」と題された文章が掲載されている。



全文を引用しよう。

「2006年8月14日 弊社ホームページをご覧の皆様へ 送電線接触事故の船舶所有会社と弊社との関係について 8月14日(月)午前7:38に東京、千葉、神奈川で発生した停電の原因となった送電線接触事故を起こした三国屋建設株式会社と弊社とは、資本関係及び役員の兼任、出向、受入れの関係は全くありませんのでご了承願います」

そして、日本ミクニヤの所在地を見てみると、本社は「東京都港区虎ノ門1-1-20 虎ノ門実業会館」。住所表記は前者が「1-1-2」、後者が「1-1-20」となっているが、前者は誤りで、建物も同じ「虎ノ門実業会館」。三国屋建設株式会社のグループ会社なのだから当然だ。それにもかかわらず、イメージの悪化を嫌って虚偽の告知をしたことになる。電話帳を調べると電話番号まで一致しているのだから、言い逃れはできないだろう。


更に、会社の周辺には怪しい人脈が。「株式会社イーエムエスアイ」という企業があるが、前身は「ミクニヤ環境システム研究所」で、当時の住所は前述の建物と同じ。現在の代表取締役である愛澤政仁氏が常任理事を務める環境NGO「アジア環境連帯(ACE)」という団体がある。この団体の代表の江口雄次郎氏は、かつて創価大学経営学部教授だった。しかも、アジア環境連帯が参加している各種企画には、創価学会が頻繁に同席している。

例えば、「ヨハネスブルグ・サミット」にこの団体と同席した団体を挙げると、創価学会の他、おなじみの「グリーンピースジャパン」や「ピースボート」、水谷建設の問題で話題になった北朝鮮支援NGO「レインボーブリッヂ」の前代表が中心になって運営してきた「世界宗教者平和会議日本支部」、ヤマギシズム分派の偽装団体「ネットワーク地球村」など。

また、このサミットの決定内容を推進することを目的とした組織「ESD-J」の参加団体には、アジア環境連帯の他、以下のような組織が。積水ハウス問題でも出てきた、反日団体の代表格「アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)」、「部落解放・人権研究所」、「創価学会平和委員会」といった、おなじみの面々。

書ききれないので省略するが、アジア環境連帯の江口氏が賛同人などに名を連ねている組織も含まれている。


環境ビジネスや環境NGOの人脈の胡散臭さ、宗教や左翼団体との接点などが、今回の事件からも見えてきた。この事件はテロの可能性も否定できないという声も出ているようだが、その真偽はともかく、関連企業は「思想的・政治的」テロには間違いなく加担している。

 

タカハシ

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