先日10月は24日、各社このようなニュースを配信した。
失神ゲーム…埼玉中3の3人、他生徒にも3か月前から(YOMIURI ONLINE)
「失神ゲーム」で同級生にけがさせる、容疑で3人逮捕(asahi.com)
失神ゲーム:中3年男子にけが 同じ中学の3人逮捕 埼玉(毎日新聞)
「失神ゲーム」、中学生3人を傷害で逮捕(Sankei Web)
(Sankei Web)
これだけを読むと「失神ゲーム」とは世にも恐ろしい死のゲームのように感じられる。
ので、
パン!パン!
実際にやってみた(深呼吸繰り返して胸たたくらしい)
ら、
ゲホッ
むせた
●失神ゲーム?
やり方が悪かったのかまあ痛いっちゃ痛いが失神はできなかった。
っていうかこういうのって中学のころ友達とふざけてよくやらなかったっけ?
と思って記事を読み進めると、
失神ゲーム傷害と関係ないがな!!間接的な原因ではあるけど
そら気絶されられて顔面ボコられてたら傷害ですよ。
この3人2,3ヶ月以上まえから被害者ボコッてたらしく、確実にイジメ楽しむクソであったと思うので是非人間社会の厳しさを味わわせてあげて欲しいと思いますが、さも失神ゲームが問題であるかのような書き方はいかがなものかと思います(まあ失神ゲーム自体どうやら昔から問題になってたみたいですが)。
確かに記事のタイトルが「埼玉中学生イジメ 傷害で3人逮捕」より「失神ゲーム」という単語を強調した方が「ヒキ」が強くなるんでそうしたい気持ちはわかります。わかり過ぎるぐらいわかります。っていうかワシも確実にそうする。それが仕事だから。
ただ一読者としては、それがあまりに過ぎて、単に「失神ゲーム」を取り締まって満足する人間が出てくるのが怖い。
原因を何かに押し付け、それを取り除くことによって勝手に安心する、そんな人間がでてくるのが怖い。
あたりまえですが失神ゲームを取り締まったからといってイジメがなくなるわけではありません。失神ゲームを取り締まるのとイジメをなくすのはまったく別問題です(失神ゲームを取り締まるなって話ではないんで勘違いしないでいただきたい)。
ただ目先の満足に溺れず、事態にあたって欲しい。そう願うばかりです。
ま、イジメ自体は絶対になくならないと思いますが、個別の事態に関わることはできると思うので、これを読んで悶々としてる人がいれば自分にできることをやってきましょう。
「オレなんかに何ができる!」
そう思う人もいるでしょうが「興味を持つ」っていうのだって立派な関わり方の1つです。
自信もって関わってきましょう!
いやー、しかし話変わるけどこれってほんとに気絶するもんなんだなぁ。初めて知った。後で挑戦してみよう。
良い子は真似しちゃだめだよ。
悪い子は死ね。
大住