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自転車が歩道を猛スピードで走る無法地帯、危険運転が横行

「地元で自転車の危険運転が横行していて、接触事故に遭いそうになりました」。神奈川県川崎市に在住の読者から情報が寄せられた。実態を取材してほしいとの依頼を受け、現地へ向かった。

場所は、JR川崎駅付近の新川通り。歩道が中央で分離され、その半分は歩行者用、残りの半分(車道側)は自転車用となっている。ところが、自転車通行部分が混雑しているわけではないにもかかわらず、歩行者通行部分を走る自転車が目立つ。前出の読者が自転車に接触しそうになったのも、そのような場所だ。

現地で動画の撮影を開始直後、自転車で並走する2人の姿が。並走したいために、わざわざ歩行者通行部分を通っている。

 

 

その数秒後、今度は歩行者通行部分を勢いよく自転車で走る男性が現れた。

 

 

続いて、新川通りと交差する細い道から右折してきた自転車が、歩行者通行部分で撮影していた記者のすぐ後ろを猛スピードで通り過ぎた。

 

 

この間、わずか約30秒。これだけ短時間のうちにルール違反の運転を立て続けに確認できるというのは、明らかに異常な事態だ。

当サイトでは、こうした状況の背景を探った。市役所に尋ねたところ、この一帯の歩道が自転車用と歩行者用に分かれたのは昨年3月末。かつては放置自転車や駐輪スペースで歩道が狭くなり、歩行者のすぐ横を自転車が走り抜けていく危険な状態が続いていた。周辺での自転車事故の発生率も、県内平均値と比べて格段に高かった。

 

 

そこで、一時期は車道の一部を自転車通行部分とすることも試みられた。だが、今度は車道が狭くなり、バスの運行の妨げも確認された。自転車利用者からも、バス停周辺での支障が報告された。そのような試行錯誤と検証を経て、現在の状態に至ったというわけだ。

 

 

しかし、問題解決には程遠い。自転車利用者が走行ルールを守るという前提が成り立たなければ、どんなに道路を整備しても有効な打開策にはなり得ない。

 

高橋
ニュース系の記事を担当。他では読めないスクープ性の高い情報や、独自取材による問題の掘り下げを重視しています。

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