3月13日東京都葛飾区にあるJR新小岩駅内のそば・うどん店「あじさい茶屋新小岩井店」で、ネズミが混入した鍋を使用したカレールーを用いた商品を販売するという事件が起きた。
商品の内訳は下記の通り。
ミニカレー 1食 カレーセット(天ぷら) 1食
カレーライス 7食 ラーメンセット 4食
午前6時15分頃から午前8時30分頃にかけて合計18食もの商品が販売されてしまった。
なぜネズミが混入してしまったのだろうか?気づかずに食べてしまったお客さんには害はないのだろうか?
運営会社である(株)日本レストランエンタプライズ営業部長松田氏を直撃した。
何故このようなことが起きてしまったのですか?
申し訳ありません。現在調査中です。
混入したネズミはどのぐらいの大きさで、その後はどうしたんですか?
8cmぐらいです。現在は密封して冷凍してあります。
18食販売したとのことですが、食べた方からは連絡ありましたか?
一部ありました。誠心誠意対応させていただきます。
具体的にどのような対応をするのですか?
まだ具体的には…。今後はこのようなことがないように致します。
問題のネズミが混入した鍋
僕が話を聞いていると、通りがかりのおじさんが何かを言いたそうに近づいてきた。
「すいません。あじさい茶屋の人ですか?」
苦情を言っているお客さんに頭を下げる松田氏。
この方は今回のカレーの件ではなく、過去「あじさい茶屋」で販売機のお釣りが出ず、店員に言ったら無視されたとの苦情を言っていました。
店の前を通る人々は皆、今回の件に驚いている様子。
もし、自分が食べたカレーにそこら辺にいるネズミが入っていたら…
※イメージ画像
想像するだけで、トラウマになってしまいそう。
その後もしばらく店の前で様子を伺っていると、僕の目の前を通ったおじいさんが立ち止まって、
「もうあじさい茶屋には来ない」
と独り言を呟いて去っていった…。
わざとやったわけではないとはいえ、今後「あじさい茶屋」が信用を取り戻すのは難しいだろう。
島 雷鹿