１１月２９日の死亡事故にモノ申す

きょう未明、千葉県富津市の交差点で軽乗用車が横転する事故があり、乗っていた高校生を含む少年少女3人が死亡しました。
警察によりますと、軽乗用車は交差点のガードレールに衝突し、その後横転したとみられ、大破していました。
車には4人が乗っていましたが、この事故で木更津市に住む少年（18）と男子高校生（17）、女子高校生（17）が死亡したほか、富津市の女子高校生（18）が意識不明の重体です。　TBSテレビ

その事故の写真が、これです。

普通乗用車と軽自動車の死亡事故率は軽自動車が少し高いだけで、そんなに違いがあるわけではないです。でも、明らかに軽自動車の方が多い、公表されていない数値があります。それは、自爆率。
スピードを出し過ぎてカーブを曲がり切れずに衝突して死亡する事故が普通乗用車よりも多いです。

軽自動車が高速道路などで「まるで何かに取り憑かれたように」滑走していく姿を多く見ます。軽自動車が危ない運転をする確率は他の車種よりも高く、その理由は「小さいからとなめられたくない・煽られたくない」「運転している年齢層が若い」などが原因と言われます。
しかし、ご存知のようにその形状や特性から車幅が短くカーブに弱い・ホイールベース（前輪と後輪）の間が短く操縦安定性が下がるのは紛れもない事実です。

私は過去に、１５０万円で軽自動車の新車を買うのなら同じ額のドイツ車の中古に乗ったほうが良いと書いたことがあります。万が一の時や自分の子供が免許を取った時のため、探偵ファイルの読者には今でも強くお勧めします。
冒頭の事故は、私が親であれば安いボルボの中古車を買い与えたと思うので、ここまでの大事故にはならなかったのではと。もちろん、これはたらればの話ですが。

軽自動車の市場に携わる方々には非常に失礼な記事だと思います。気分を害されたことを深くお詫びいたします。