１２月６日水曜日、午後１時少し前、事務所の駐車場にいたところ、市役所方面から
「逃げるなコノヤロー」
と、怒号が聞こえて来た。
その他、人々の叫び声が聞こえたので、市役所方面を見ると、市役所前の交差点に、ミカンが散乱しているのが見えた。
最初は事故かと思ったが、事故車輌と思えるものが無かったので、信号を渡り、市役所の、大屋根広場へ駆け出した。この広場は、普段イベントや、キッチンカーなどが来ていて、茨城市民の憩いの場である。
私が到着と同時に、救急車や消防車、パトカーが次々と到着し、日立市役所は、まさに騒然となった。
この日、大屋根広場では、「ひたち障害者週間キャンペーン」というイベントが開催しており。いろいろな出店が出店しており多数の来場者いた様で事故に巻き込まれた人も多数うかがえた。
大屋根広場は、まさに惨状であった。
大破した車両
普段市民の憩いの場である大屋根広場の惨状
目撃者に話を聞くと、車は入れないはずの広場に、交通広場方面から、男性が運転する黒い車輛が侵入し、出店や人をなぎ倒し、北側駐車場から逃げようとして、駐車中の車輌に体当たりし、駐車中の車輌２台を大破させた挙句、北側駐車場から逃げられないと見るや、侵入してきた、交通広場方面から逃走し、国道6号線を、水戸方面に逃走したとの事だった。また、黒い車輛には、高齢者マークが張られていたが、高齢者には見えなかったとのこと。
警察は、現場指揮本部を開設し、情報収集を始めた。
同時に、救急隊は、けが人の搬送を始めた。私が見たのは、３人が搬送される様子だった。一人は、意識がはっきりしている、男性。
もう一人はおそらく女性で、担架に乗せられ、搬送されていたが、手が動いていたのが確認できた。
もう一人は、担架に乗せられていたが、まったく動かず、ブルーシートに囲われながら、救急車へと搬送された。この方は、かなり重症のように見えた。
その後、午後１時３０分頃、日立市役所から、直線距離で１６キロ離れた、東海村役場の正面玄関に、今度は白い車が突っ込んだとの情報が入った。
大破した東海村役場
現場に向かったが、すでに規制線が張られて近づくことはできなかったが、突っ込んだ、白のアウディA4の撮影に成功した。
容疑者が乗っていた車両
犯人は怪我をしていて、５０代の男性であった。
その後、最初に日立市役所で暴走した、黒い車輛は、現場近くで乗り捨てられているのが発見された。
捜査関係者の情報によるとこの2台の車の名義は、いずれも男の家族であり、警察は、この男が車を乗り換えて、日立市役所にも突っ込んだとみて、運転手の益子泰容疑者を緊急逮捕し、関連を調べているとのこと。
また益子容疑者が「役所に恨みがあった」と話しているという情報もあるという。
ガルエージェンシー日立 代表・草野 敦（0120-783095）
2000年にガル日立を開設以来、数多くの案件を解決。アメリカ本土、ハワイ、韓国等海外での調査経験も豊富。学生時代はアマチュアレスリングのインカレチャンピオンで体力にも自信あり。調査員全員が本格的にスポーツをしていた猛者揃い。茨城県公安委員会発行の届出番号は最も古い第1号の番号。20年以上の探偵業務の実績と共にご信頼いただく判断材料の一助になると幸いです。