明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
あまり興味や関心のない方もいるかと思いますが、仕事柄、縁起を担いだり、大安や仏滅を気にしたりします。例えば調査員が調査に出る際は、切り火を切って送り出します。
そして冬至の日には、ここ10年近く、東京の西早稲田にある穴八幡宮という神社にお参りし、「一陽来復」のお札を受けてきます(ちなみに、お札は「買う」でなく「受ける」だそうです)。
お参りに行くようになったきっかけは、このお札の特殊な特徴からです。
まず「一陽来復」とは「陰が極まって、陽が生じる」と言う意味。陰が終わり、陽が始まるということで、昼間の時間が増える起点の冬至を表しています。
お札の中には金柑と銀杏の実が入っています。これは「金、銀」に苦労しない、ということから来ています。
そして、このお札の最大の特徴は、お祀り(貼る)する場所とお祀りする日時にあります。家や店舗、事務所など、その年の恵方に向けて、反対側の柱や壁の高い位置にお祀りします。
お祀りする日時ですが、チャンスは年に3回しかありません。しかも1回のチャンスは1分以内。毎年冬至の日、大晦日、節分のそれぞれ夜中の12時ちょうどにお祀りしないといけないのです。
冬至の日に受ければその日と大晦日、節分の3回のチャンスがありますが、冬至以降なら2回、大晦日以降に受けると1回のチャンスしかありません。しかもこのお札、受けられるのが冬至の日から節分までなのです。
そのため、毎年冬至の日は早朝から大行列ができます。
DJポリスも出動します。
冬至以降はさほど行列はできませんので、皆様も一度いかがでしょうか?
今年の冬至の日にチャレンジする方は、私の経験上、午前10時くらいと夕方以降は比較的並ぶ時間が短いと思いますよ!
