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GPS(位置情報)の不正利用した探偵社が逮捕される


(mbsニュース)大阪府摂津市の探偵事務所の代表が調査対象の男性を尾行するため、車にGPS発信機をつけた疑いで逮捕されました。 迷惑防止条例違反(位置情報無承諾取得)の疑いで逮捕されたのは摂津市の「アクア調査事務所」の代表・若原弘輔容疑者(40)です。 警察によりますと、若原容疑者は去年9月、正当な理由がないのに40代の男性の車にGPS発信機を取り付け、位置情報を複数回にわたり取得した疑いが持たれています。 若原容疑者は調べに対して「後を追うのを楽にするためGPSをつけた」と話し、容疑を認めているものの、尾行調査を依頼した人物は話していないということです。 今回適用された府の迷惑防止条例(位置情報無承諾取得)は大阪府で去年2月に施行され、浮気調査で家族が共通して所有する車などにGPSを取りつけた場合は「正当な理由」にあたり条例違反とならないものの、それ以外の場合は適用されるということです。 2月の施行以降、この条例を適用し逮捕されるのは大阪府内で初めてだということです。



逮捕された若原氏の依頼者は、私の推測ですが奥さんでは無いと言うことは、愛人だったのでしょう。問題は「契約書」を依頼者と取り交わしていない、ということです。これは探偵業法では重大な違反です。

どうして探偵がGPSに頼ってしまうのかというと、1人で経営する探偵社が全体の9割を超えるからです。スタッフがいない探偵社がダントツで多いことはあまり知られていないことです。宣伝サイトで1人でやっていることは上手く隠していますが。

私の現役時はGPSなど無かったですし、GPSに頼ってしまうと「車の位置は分かるけれど、車から降りた対象を追えない」という決定的なデメリットがあって、私は一切使っていません。
GPSを使いたい気持ちは理解できますが、それって本当に探偵なの?と思うわけです。

本件に限らず、最近は様々な法律が増えています。
咄嗟の判断でミスをしないこと。探偵はジェームスボンドの世界です。

 

BOZZ



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