7月9日木曜日午前5時45分ごろ飯能市街側より国道299号正丸や秩父に向かう方向を見ると、黒煙が高高と上がっているのが見えた。

明らかに異常な黒煙だ。まだ車通りも少ない早朝、国円の方へ向かう。
現場は埼玉県日高市久保付近。国道299号からもほど近い。
現場に近づくと、炎に包まれた民家が姿を表した。すぐ隣はなんと日高市消防団と書かれた建物があるが、まだ消防隊は到着していないようだ。すかさず119番通報を入れる。
異変に気づいた付近の住民が、1人2人と出てきたところのようだ。

炎で巻き上げられたものが、周囲に降り注ぎ始めたので、安全のため、現場から距離を取る。
消防隊員の方が向かっているようなので、早期の消火を願う。
近年は住宅火災の件数こそ減少傾向にあるものの、高齢化の影響もあり、逃げ遅れによる犠牲者は依然として少なくない。
一昔前の住宅火災は、七輪や火鉢、かまど、石油ストーブなど「火を直接扱う器具」が原因となるケースが多かった。しかし現代では生活様式の変化に伴い、原因も大きく変化している。
特に近年は、モバイルバッテリーや電動工具、電動アシスト自転車などに使われるリチウムイオン電池の発火事故が全国で相次いでおり、強い衝撃を受けたバッテリーや非純正品の使用には注意が必要とされている。
万が一火災に遭遇した場合、最も重要なのは初期消火に固執しないことだ。炎が天井まで達した場合は消火器では対応できないことが多く、速やかに避難し119番通報を行うことが重要となる。また、火災による死亡原因の多くは火傷ではなく煙の吸引による一酸化炭素中毒であるため、避難する際は姿勢を低くし、煙をできるだけ吸い込まないよう行動することが命を守るポイントだ。
住宅用火災警報器は設置から10年を過ぎると性能が低下する場合があるため、定期的な点検や交換も重要である。
炎は一軒の家だけでなく、周囲の住宅やそこに暮らす人々の生活や思い出まで一瞬で奪うことがある。今回の火災が少しでも早く鎮火し、被害が最小限にとどまることを願うとともに、読者の皆さんも今一度、ご家庭の火災対策を見直していただきたい。

ガルエージェンシー東京西部 代表・森 章悟(0120-78-4143)
M大付属中時代はラグビー部に所属。少年自衛官、新宿歌舞伎町の飲食店経営やタイ王国での会社経営等を経て、26歳で探偵に。様々な経験と豊富な世界中のコネクションを生かし、国内はもとより国境を越える依頼も数多くこなす国際派探偵。
