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達人・光源氏に学ぶ遠距離恋愛のポイント

遠距離恋愛のカップルが、LINEやDiscordのビデオ通話を常時接続することで、まるで同じ部屋で一緒に暮らしているような感覚を味わうデジタル同棲では、キーボードを叩く音、料理の音、ため息など、何気ない生活の気配を感じることで、孤独感が解消されます。画面共有機能で同じ動画を見たり、ゲームをプレイしたり、「じゃあ今からお風呂入るね」「ちょっと寝るわ」と声をかけ、一緒にいる安心感が得られます。

韓国では、AIとのデジタル同棲が裁判沙汰になりそうです。結婚2年目の夫婦で、夫が夫婦の営みを避け続け、生成AIのキャラクターと過激な会話を重ね、「AIとデジタル同棲する」と言い残して家出してしまった事例があります。妻は「AI相手のデジタル同棲」および「悪意の遺棄」を理由に、離婚および慰謝料請求を検討中です。

『源氏物語』の主人公・光源氏は和歌の天才だったため、遠く離れていても女性たちの心を掴んで離さない「遠距離恋愛の達人」でした。平安時代は、電話もネットもないため、「使者が届ける手紙に書いた和歌」が女性の心にアピールする最強のツールでした。

政争に敗れて須磨に左遷された光源氏は、都に残してきた最愛の妻・紫の上に和歌の手紙に加えて、得意な絵を描いた絵日記を送り、心を通わせます。そして、さすがは光源氏、この地で明石の君という女性に一目惚れして即座に懐妊させます。その後、赦免されて都へ復帰すると、今度は明石の君にせっせと手紙と絵日記を送り続けます。(このマメさも、達人の才能でしょう)。

令和の時代でも、手書きの手紙は、デジタル疲れとタイパ至上主義への反動で関心が高まっています。「文具女子博」というイベントは、入場制限がかかるほどの熱気だそうです。達人・光源氏にならって手紙や絵日記をしたためますと、遠距離恋愛はもちろん、アイドルや声優などの「推し」へのアプローチなど、さまざまな局面でアピール力が発揮できそうです。

 

 

探偵船引
「タフでなければ生きていけない、やさしくなければ生きていく資格がない」。探偵フィリップ・マーロウを敬愛しています。

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