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感謝の音圧

便利屋として仕事をしたとき、「ありがとう」を頂くことがよくあります。昔、親や上司から「お金を払ってくれながら、ありがとうと言われる職種は尊いものだ」と言われました。

私もそう思っていましたが、最近では「感謝(ありがとう)」が乱発している感がありまして、特別なものではなくなっているように思っていました。例えば議論や会議の最中に当てられたその人は「ありがとうございます。」といって発言を始めるといったような_。(それが気に入らないという意味ではありません)恐らく、様々な職種や現場でありがとう、が飛び交っていることだろうと思います。

しかし先日、こんなことがありました。

一軒家の屋内と屋外を遺品整理(不用品を全撤去・分別・廃棄)してほしいとのことで、無事に作業完了しました。

本当に多量の残置物を、大量の埃の中、片し終えるのは艱難辛苦でしたので、作業中に依頼者の方々から感謝の気持ちや嬉しいお声がけを何度も何度も頂戴しました。(励みになりました)

ようやくながら、依頼者からの依頼内容を完遂し、現場を後にしようと思い、そういえば、「老朽化していて雨漏りしているところがあると言っていたな・・・次回は雨漏りの修繕依頼かな」と、その場所を仲間と見に行った時です。

その仲間は大工なのですが、大工がふと柱が外れている部分に気付きました。頼まれたことではなかったのですが、大工は我々を集めて上部の基礎を腕力で持ち上げさせ、外れていた柱を束石に差し込み、老朽化した小屋の傾きを改善させました。

 

その時、依頼者とその家族が「今にも崩れそうな傾きが直ったー!直してくれたー!!」「老朽化して傾いて雨が入ってくる状態だったのが改善したかもしれないー!」「助かった!ありがたい!!みんな、来て見てー!」と大声で呼びかけ、それで集まった皆から拍手喝采が起こったのです。

これに感動したのです。
数ある職種あれど、仕事して拍手が沸き起こる職種というのは、そんなに無いのではないか。

あの時の、感動されて沸き起こった感謝、拍手の音圧がいまだに忘れられません。「ヴヴゥオォッッ」と、聞こえた音圧。これには、どんなものよりドーパミンが出ました(笑)

依頼内容を無事に完遂しただけでは起こらなかった拍手。感謝の音圧。これを再び得るべく、期待や予想を超えた動き、配慮をしていこうと、再認識した今日この頃です。

取り急ぎ、興奮を記事に。

青森は晩秋の気配_。

 

便利屋ファースト三八上北店 岩間
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