トクリュウによる強盗事件が連日のように報道されている裏で、偽の恋愛感情を持たせて相手を騙し金銭をかすめ取る、いわゆる【ロマンス詐欺】と呼ばれるものも相変わらず猛威を振るっている。
先日大学の名誉教授なる高倉さんという男性がロマンス詐欺の被害(約900万円)にあったと、テレビでインタビューされていた。こんなに真面目で知識も豊富な方もやられるのか。他人事ではない。

警察の暫定統計後の発表では、2025年の【ロマンス詐欺】による被害額は約552億円とのこと。認知件数は5600件にもなり、最近では急増中なのが暗号資産に変換させてから、かすめ取る手口だ。
「こんな嘘話に単純に引っかかる人が、おかしい」「自業自得」「強欲な人物だからカモられるのだ」など、ロマンス詐欺事件のニュースが出ると、騙された本人を責めるコメントが多く目につく。
私も似たような感想をもってニュースを見ていた一人であった。
「身の丈に全く釣り合わない異性からの好意メッセージに鼻の下を伸ばすなんて(溜息)」
「数十年も生きてきて、そんな詐欺人間の言うことを無視せず、最終的には金銭をも振り込むなんて(溜息)」
「悔しいだろうけど勉強代として、経済を回してあげたと思って諦めるしかないなぁ(溜息)」
などと冷ややかな思いで。
しかし一方では、
「余程の巧みな言い方で異性を篭絡する凄腕の詐欺師とはどんなものなのか」
とも、思っていた。
さて、実際はどうなのだろうか。自分ならば鼻の下を伸ばさずに毅然と対応できるのか。
「味わってみたい好奇心」が湧き出てくるのを感じつつ、日々を過ごしていた。(いつもの悪いクセ(笑))
そんな私に先日、SNSアプリを通じて、【メッセージ】が一通、顔写真付きで送られてきた。
美女【前略:こんな外見でスミマセン。緊張しています。あなたのことが気になって仕方がありません。良かったら返信をしてくださいしませんか?】

ついにきた_。どう返信したものか。送られてきた本人画像を見つめながら長い間考え続けた結果、
私【スミマセンだなんて言わないでください。あなたは素敵だと思います!】
私なんかに、こんな美女(?)からメッセージがくるわけがない、引っかかったふりでもするか。と思いつつやりとりは続いた。
美女:「今日はトレーニングしていますが。そのあと高級喫茶にいきました」

私:「おぉ、多忙の中でもトレーニングとは意識が高いですね!お茶を持つあなたも美人です。」
美女:「今から本社で全員会議です。たくさんのお金がかかりますが、私の両親はお金を持っているので安心です」
私:「何にお金がかかるのでしょうか。大変そうですね。ご両親はなぜそんなにお金を持っているのでしょう?持っていそうな雰囲気は最初から感じてはいましたが。」
美女:「今日は買い物に来ました。高級バッグなどを見て回ります。あなたは何が欲しいですか?」

葛藤・相克・板挟み・股裂きに苛まれることになる日々が始まった_。

便利屋ファースト三八上北店 岩間
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