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相模原児相の少女9人全裸の所持品検査に「刑務所」より酷いと批判の声

相模原市の児童相談所は今年の8月、女性職員が一時保護中の少女9人(7~15歳)に対し、全裸にさせ所持品検査を行っていた事が発覚し不適切であったと謝罪をした。子どもたちが職員への要望や苦情を書く「意見箱」の紙切れ1枚がなくなった事がきっかけのようだが、やりすぎな犯罪まがいの対応に日常的にそのような検査をしているのではないか等、ネットでも物議を醸している。
児相といえば川崎市内で昨年、寝ている幼児の服を脱がせ下半身を撮影した変態元職員も記憶に新しい。どうやら神奈川県は気持ちの悪い人権侵害所と化しているのかもしれない。一体どうなっちゃってるの?子どもを持つ親は心配ですよね。というわけで、相模原市の児童相談所に聞いてみた。

全裸にさせた理由は何ですか?
――5ヶ月前、子ども同士で住所やメールアドレスなど個人情報の交換がありました。個人情報をSNSなどで自分の知らないうちに流される可能性もあり、安全を守る為にもやりとりは禁止にしていました。また、メモに援助交際のやり方としてツイッターのアカウントを作る書込みがあり、そういった背景で私たちも敏感になっており職員はこのような方法を行ったと思います。子ども達の人権尊重の認識が職員に全く欠けていたと思います。

全裸の所持品検査は日常的に行っているのですか?
――少なくとも子ども達の下着を脱がせてたのは初めてです。だからといって許される状況と考えているわけではありません。

全裸ではなくバスタオル巻いたという虚偽報告があったと報道されていましたが、どういう事ですか?
――訂正はさせていただいていますが、ゴム入りバスタオルを使ったのは事実です。マジックテープでとめれば袋状になる大判のバスタオルを職員が両手で広げ、そこで服を脱いでもらい別の職員が渡された洋服の中を確認しました。

では、職員の目線を隠す為にバスタオルを使ったという事ですか。
――はい。職員としては子ども達の身体に触れないで、なおかつ身体も見ない方法だと考えたと思います。

7歳で援助交際を疑う情報交換など心配無い気がしますが、他に全裸にする理由があったのではないですか?
――そんなことは無いです。

職員は意見箱の用紙を失くすと罰則などあるのでしょうか?
――ありません。

どうやって発覚したのですか?
――所持品検査があった日の夜、一時保護所以外の職員とお子さんの面接がありました。その中で嫌だったという話が出まして、職員から所長に報告されました。

一時保護はもしも何かあった時、子ども達は親にも相談出来ないシステムですよね?
――基本、保護者と分離しています。なので「意見箱」を置いて子ども達が意見を表明できるようにしています。加えて、児童心理司が定期的に子ども達の話を聞いています。

児相以外の第三者機関は無いのですか?全部内輪でまとまっていますが。
――本当にその通りですが、児童相談所の一時保護所で生活しているお子さんは様々な理由で来られています。
公に出来ない話ばかりなので、子どもの情報を簡単に外に出す事も出来ません。

その意見箱には「全裸にされて嫌だった」と書込みがなかったのでしょうか?
――無いです。


子どもの主張する権利を守るためにある「意見箱」の用紙が援交を疑われ、子どもの人権を侵害する全裸検査に発展したという皮肉な結果に。閉鎖された施設だけに、内部事情は職員と子どもたちしか分からない。今回の少女に対する全裸検査は刑務所級の扱いという声も多いが、通信・面会すら出来ない事情も考えると犯罪者以下の状況なのでは?

 

土岐 

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