つい先日、スパイ日記で中国のユニクロでの淫行事件を紹介したばかりだった。
この事件から、約1ヶ月。再びユニクロに不運が訪れた。
8月13日朝、非常に憤りを感じる刺殺事件が発生した。
被害者はフランス人男性と山東省出身の新婚夫婦。事件の動機はまだ報道されていないので不明だが、ネットには事件当時の血まみれで生々しい写真が流れている。
男性もまた刺されているようだ。
※ボカシは当方で加工
20代とみられる犯人は、刃渡1メートルもある刀のようなものを持ってユニクロに入った婦人を追いかけ、胸部を刺したとの事。その後、通報を受け警察に捕まったもよう。
マネキンが転がり、刀のようなものを持つ犯人。
Weiboに流れていた画像
(犯人逮捕時と思われる)
現在中国政府は、天津の爆発事件の報道を収束させようとやっきになっている状態。
北京と天津との間は約140kmの距離で、中国の大都市にしては比較的近い場所にある。
この刺殺事件を大きく取り上げることで、爆発事件から目を背けさせようとしているのではないか?周りの中国人はそう呟く。
前回も事件現場がユニクロであったが淫行だった為、特に気にしない和やかな感想が多かった。しかし今回は人が亡くなった事で、周囲はかなりショックを感じている。
「ユニクロに行くと、またこんな事件が起きるのではないか?」
「上海だからといって対岸の火事とは思えない」
「子供を連れていく事が多いので、不審者には気をつけたい」
北京でも有名な衣料品街で再び起きた事件とユニクロの不運。
被害者となってしまったフランス人夫妻には、なんとも言えない気持ちである。
訪れる際には、是非注意していただきたい。
上海諜報部員@X