実録　ヤミ金融業者から借りてみた（２）

やれやれ、今日もこのゴルフバカが日記を書かしてもらうでぇ～。
早速、昨日のつづきでおま。

ヤミ金が３万円を振り込んで来てから６日目。
ヤミ金から電話がかかってきた。
ヤミ「明日、返済日ですけど、完済ですか？利息だけですか？」
「一応、利息だけで考えてます」
ヤミ「わかりました」
そうそう、借用書記入の上、ＦＡＸしてくれとのことだったが、あえてＦＡＸしなかった。その事には一切触れずだった。

そして当日。
午前中に電話が鳴る。
ヤミ「本日の返済は何時頃になります？」
「仕事の関係で２時過ぎになると思います」
ヤミ「ギリギリですね～、必ず３時までにお願いしますよ」

そして、１時頃にまたヤミ金からの電話が鳴る。
ヤミ「２時過ぎとお聞きしてますが、大丈夫ですね」
「大丈夫です」

ここから一切電話を取らない。いよいよ実験の始まりである。
２時前に電話が鳴る。取らない。
留守番電話を聞くと、「○○○です。大至急電話して下さい」と入っている。
２時に電話が鳴る。取らない。
留守番電話を聞くと、「○○○です。どうしたんですか？お約束の時間ですよ。大至急電話ください」と入っている。
それからは５分おきに電話が鳴る。５回目までは、上記と同じ内容が留守番電話に録音されている。そして、２時半を回った頃に、あのやさしい口調の男が急変する。

以下の内容も全て留守番電話です。
・ヤミ「てめぇー、さっきからなにばっくれてんだよ。大至急電話しろよ！」

・ヤミ「おい、留守電聞いてんだろ、電話くらいしろよこの野郎！」

・ヤミ「オイコラ！金返せよこの野郎。ばっくれてんじゃねーぞ！」

・ヤミ「金返せ！金返せ！借りたものは返せよこの野郎！」

・ヤミ「お前、大阪だから大丈夫と思ってるじゃないだろうな、直ぐにでも行って親、兄弟から取り立てるぞ！」

この時点で、３時前。まだ振り込みにも間に合う時間で、返済するかもしれないのに、電話に出ないだけでこの悪態ぶり。
月利２００％以上の貸し付けをしておいて、この横暴。

ワイはこの時点で、完全に頭にきて実験を中止。３時までに完済金額４５、０００円を振り込んだ。
そして電話をして言ってやった。
「今、振り込んだから確認しとけ、ちょっと電話出なかっただけで偉そうに抜かしやがってこのボケェー、ちゃんと返済日に入金してんねんから文句言うな」

ヤミ「僕たちも電話出てもらえなかったら不安なんですよ。じゃ完済ということで」
と言って、さっさと電話を切りやがった。
それから１時間後、別の業者を名乗る電話が３本鳴った。
「ふざけんな。殺すぞぃ」っと言ってやった。