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武富士と盗聴と探偵

「BOSS、盗聴事件で何かコメントを」というメールが多く、無視するわけにはいかないので私なりの感想を書きます。
まず、家の電話の盗聴行為ですが、法律が改正されて刑事罰が明確になってから、もうそんな旧式の情報収集を行う探偵など、恐竜みたく全滅したんじゃないか、と思っていました。どっこいしぶとく棲息してたんだなーと、感心することしきりでした。尾行がよっぽど下手だったのか。べったりマークすれば、いくらでも情報は拾えますから。
うがった見方をすれば、盗聴は探偵側の強引な押し売り、の線もあります。危険なことをする=ギャラが高い、ですから。単純に、稼働日数×調査料なので、一日の単価が高いとそれだけ営業利益も跳ね上がるわけです。旅行業界で言うと、グアムと北朝鮮のパック料金を比べて、北朝鮮の値段が何倍もするのと同じかも。
しかし、何十本も盗聴テープがあったとかで、正直、違和感を感じます。今の世の中、家に一般電話があっても、普通は携帯でしょ? 何故か、ハメタ、ハメラレタの関係のような気がします。探偵として推理するならば、社内の裏切り者がマスメディアと組み、強欲で時代遅れの探偵を利用して、武井会長の弱みを握り、たとえ捕まっても盗聴や恐喝未遂なんてションベン刑だし、たっぷりと金をしぼりとってやろうという計画があったんじゃないのかと。それにまんまとハマッた武井会長。警察○○と仲良しなので、まさか自分には及ぶまい、とタカをくくっていた節もありますし。
さらに突っ込んだ推理をすると、武富士は「行方不明になった関係者が多数存在する」という黒い噂が絶えないこともないので、その敵討ちをしたい勢力があったのかも知れない。あ、これはあくまでも「推理」ですよ!念のため(笑)
捕まった探偵さんの筋から、社内、特にロッカールームと会議室には集音マイク内臓のカメラがついていて、会話もすべて録音されていたとのこと。外部の盗聴をしていたとすれば、自社内は当然やっていたかもです。

少し話題がそれますが、武井会長と言えば、9の数字が自身のラッキーナンバーで、かなりゲンをかつぐ人でした。資産も999億ぴったりで、それより増えてもいけないし、減ってもいけないという念の入れ方だったとか。あと、節税のために沖縄に住民票を移し、土地を買って税金を安くした?なんて話も聞きました。まぁ、これらは噂のごく一部ですが、これだけ武勇伝が多い人ですと、敵も多かったんだろうなと、寒中お見舞い申し上げます。

ですが、武井会長も剛の者。あんまり塀の中でも懲りているとは思えません。株価はマイナスに反応するでしょうけど、本業にダメージがあるか、と言えば、そうでもないような気が。雪印のように、消費者に迷惑をかけたわけでもないですから。逆に、ネームバリューが上がって、お金を借りる人が増えたりして(爆


触らぬ神に祟りなしの「神」に触ってしまった気分なので、今日はこのへんで失礼をば。


ps

昨日のアクセス集計で、一日のアクセスが初の100万(1,135,785)を記録しました。
みなさまのご愛読、まことに感謝いたします候。

 


盗聴はしないBOSS

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