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週刊文春の記事が信じられない件

7月11日発売の週刊文春の記事を見て驚愕した探偵業界の人は多いだろう。探偵が週刊文春の取材に対して守秘義務違反をしたことが私は信じられない。探偵業の業務の適正化に関する法律(探偵業法)には以下の項目がある。

第十条 探偵業者の業務に従事する者は、正当な理由がなく、その業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならない。探偵業者の業務に従事する者でなくなった後においても、同様とする。

探偵は依頼者様の情報、調査で知り得た情報は何があろうと第三者に言ってはならない。そんなこと当たり前やろ!という話なので本当に探偵が言ったのか?と疑問に思っている。

以下、私が疑問に思った点を挙げる。

①複数の探偵業者による尾行がついていた

1つの案件に複数の探偵業者が絡んでいるということは契約した探偵社が下請けに調査を任せた可能性が高い。私がこの案件を受けたなら調査の難易度は高いと判断する。芸能人と週刊誌が絡んでいるからだ。二重尾行の可能性は絶対に考える。三重、四重尾行すら想定する。調査方法も入念にミーティングする。そんな案件を複数の下請けにまわすのか?

②探偵の服装が探偵すぎる

全身黒っぽい服を着ることは確かにあるが、私ならこの案件であんな服装しない。

③カラオケの個室内から一眼レフの黒い影が見えた

影だけで一眼レフがわかるのか?あと私が知っている探偵で一眼レフカメラを使ってる探偵は1人もいない。(使っている人もいるかもしれないが、、、)ついでにもう一つ言うとカラオケの個室内の撮影をする理由がわからない。調査目的がわからないので何とも言えないが私ならこの案件でそんなリスクの高いことは控える。

④自宅前に停車する地方ナンバーの車

この案件で自宅前に車を停めることは無い。地方ナンバーの車も使わない。

⑤尾行の距離が近すぎる

探偵とA子さんが写っている写真だがこの案件であの距離で尾行をすることはあまり無い。そういう状況になってしまうことはあるとしても写真の雰囲気的には特にアクシデントが起きていない状況での徒歩尾行中と思われる。その状況ならば距離が近すぎ。

記事が事実かどうかはわからないが事実なら記事内の探偵は悪徳探偵であり、調査力、調査技術の無いやばい探偵社だ。一緒にされると困る。

ゆえに私は記事が事実でないことを願っている。

 

探偵山内
ガルエージェンシー大阪本部
探偵歴10年の現役調査員。プライベートでは3児の父。学生時代レスリングで培った忍耐力であらゆる調査をこなす。
(0120-000-783)

 

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