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箱根駅伝 山木VER

書いた人は山木です


何の因果でやるハメになったのかが、全く解らない“探偵ファイル”箱根駅伝・・・行ってきました。
上の映像を見てみれば情景は解ると思いますが、雪をたっぷり感じるクソ寒い中、気温はマイナスでしょうか。


その・・・一つ言いたい事があります。


BOSSがインフルエンザで熱が・・・と書いていましたが、インフルエンザなのはBOSSだけじゃありません。
僕、この時点で熱が38度ちょっとありました。一番酷かったのが一昨日の夜。
幾らか収まっていたとはいえ、この時もリンパ腺が腫れまくっていたわけですが。

その状態の時、ノースリーブ&短パンという半裸に近い格好をして雪の中に出る。素敵じゃないですか。


人、それを「自殺行為」と言います。


えっ? 寒くなかったのかって?
どうでしょうね。震えが止まらず、筋肉が痙攣していたような気がします。


えっ? 何で出場したのかって?


・・・・そこにネタがあるからさ。


でもね、一つだけネタじゃなかった事があります。

それは、、、、


ガチで遭難しました


「へぇ~、そうなん?」なんて、この時の芦ノ湖並に寒くなる事を言っているあなた!
冗談じゃないんですよ。BOSSや大住が真剣勝負をするもんだから、運動能力が著しく落ちている僕はどんどん離されて行って・・・


分岐点を間違えたわけですよ。


結果、山の中にどんどん入って行ったんですねー


そこでもう一度思い出して欲しいのですが、僕はこの時、本気にインフルエンザでした。
その状態の時、ノースリーブ&短パンという半裸に近い格好の男が、人通りの少ない山道に入って行く。


いや・・・言葉に書いてしまえばこれだけの事ですが、本当に死ぬんじゃないかと思いました。

寒さに震える体、朦朧とする意識、日は落ち、風が出て来始め、人通りは皆無に近い。
そんな中を彷徨っていると、母親や飼っている犬の姿が浮かんでくる・・・って、何かに似ているような。そうか、あの時と似ているんだと気づくも、あの時と決定的に違うのは、自分で切り抜けるのができ無いという事。という事は・・・


俺、ここで死ぬのかなぁ?


じょ、冗談じゃありません! こんな存在意義のまったく解らないネタで命落としたんじゃ死に切れないぞ、おい!!
でも・・・そう思ってもどんどん力は抜けて行き、動かなくなって行く体、朦朧とする意識・・・今回ばかりは、本当に・・・

 

しかし、結果的には今回も何とかなりました。


近くにあった、旅館の人に保護された
(山木を探しにきたスタッフが撮影したもの)


フラフラと歩いている僕を不審に思った旅館の人が声を掛けたそうです。(よく覚えていない)
僕が「服を貸してください・・・」と切羽詰まった事を言い始めたモノだから、そのまま保護したとか。



会社経由でスタッフに連絡を取り、無事 発見→合流となったわけですが、今回ばかりは「あと一つ遅かったら」という状況だったような気がしてなりません。
う~ん、いろんな意味でヤバかったような・・・


合流後、寒さ&熱でガタガタ震えて目の焦点合わなくも、4着という名目の下、5kgのキムチを食わせられる
食う→吐く 食う→吐く 食う→吐く

しかし、それでも「今、生きている」という事実に比べれば如何ほどの事でありましょうか。


あっ・・・それと、この後は病院直行かと思っていましたが


予定通りに宴会となりました。

 

いい加減にしないと死ぬかもね、俺。

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