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沈黙の家人、成長していたはずの少年

寝屋川の事件から1日経った昨日。
事件の起きた小学校では警察の鑑識が行われた。

周辺をマスコミが占拠する中、学校関係者たちが無言で正門を通り抜ける。
この日は本来、新1年生入学説明会が行われる予定だったが、事件のため延期となった。


▲少年が学校に入る時に使ったとされる南門


●被害者(鴨崎満明さん)宅

部屋の窓は全てカーテンで堅く閉ざされた。
午前9時前、奥さんと思われる女性が家から姿を現すも、マスコミの質問には一切答えず。
弔問に訪れた教え子たちは口を揃えて「本当に良い先生だった」と話した。


●少年宅、現れた家人

15時05分、少年の自宅から父親と思われる男性と、その男性に付き添う180cm位の30歳位の男性、計2名が外出。
マスコミが一斉に動き始める。

質問に一切口を閉ざす。
「寝屋川駅」周辺でタクシーに乗り去った。
この後どこへ向かったかは定かではない。(警察ではない)


●少年宅、近所の反応


▲押し寄せるマスコミから避けるように、すべての雨戸が閉められていた。

(近所の人の話)
・(性格は)おとなしく、内向的な子で、外で活発に遊び回る子じゃなかった。
・最近は茶髪にしていた。小学生の頃とだいぶ変わっていて、すれ違っても判らないくらい。
・おとなしくて、いい子でした。
・ショックです。今でも信じられません(と、涙ぐみながら証言)

(近所の書店)
・中学の頃は、ゲームが好きでよくゲームの本を買いに来てた。
・最近はファッション雑誌を買いに来てた。


卒業アルバムでは幼さを残していた少年。テレビで流れた文集からもゲームばかりに興味があるかと思われていた。
しかし、ゲーム以外にもファッションに興味を持ち始めているあたりは、普通の10代と何ら変わりないものである。
「小学校でいじめられた時に先生が助けてくれなかった」と供述している少年は、なぜ数年経ったその日に凶行を決意することになったのか。

犯行動機にはまだ謎が残る。

 

取材 huze, 特捜班
文  カグウェル

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