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都市伝説なんかぶっとばせ!

この世には、
「絶対声に出して読んではいけない詩」
があるという。

何故、声に出して読んではいけないのか?
比較文学者、映画史家である四方田(よもた)犬彦氏の著書によると、
黙って心の中で読むのなら良いのだが、朗読してしまうととんでもない凶事がおこるという詩があり、なんとこの詩を声に出して読んだばっかりに、かの寺山修司は亡くなってしまった。
とのこと。

その詩の名は、


『トミノの地獄』


作者は、童謡・流行歌を作っていたことで有名な詩人、西條八十。

数あまたある西條八十のアンソロジー等でも、なぜかこの詩だけはどの作家や評論家も取り上げておらず、唯一この詩にお目にかかれるのは、大正8年に刊行された詩集『砂金』のみ。

内容は、たった1人で地獄の道を旅するトミノという子供の話。ある種不気味な詩だ。

何故、氏がこの詩を声に出してはいけないということを知っていたのかはいまだ不明だが、おかげで都市伝説化してしまっている。

 

 

都市伝説?
四谷怪談の撮影後にうんぬんかんぬんとか、どうせあの類だろ。

 

あるわけねえだろ、んなもん!!

 

そんなくだらない与太話はつぶすに限る。

ということで、西條八十が眠る八柱霊園に向かった。せっかくだから作者の目の前で読んでやろう。

広大な緑に囲まれた敷地で、詩の朗読。
ちょっとセレブな気分。紅茶でも買ってくりゃ良かった。

西條八十の墓

十分に霊園の空気を吸ったところで、いざ実行!

というところで、なにやら雲行きが怪しくなってきた。

雷鳴が

 

ま、そんなことは意に介さず詩を読み始める。


無事読み終え、結果は

 

何も変化なし。

まだ生きている。

やはり、馬鹿馬鹿しい与太話であることを証明。

 


しかし、程なくして


大雨が!!


●雷鳴が地鳴りのように
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これを凶事と信じるか信じないかは、ご自由に。

 

どっちでもいいやチバ

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