ミサイル問題、核問題、拉致問題と問題三昧の昨今の日朝関係。
対北感情は悪化の一途をたどり北朝鮮産のアサリは中国産と偽って販売される始末。
もはや現代日本は「北」と口にするだけで石を投げられ「朝」と無意識につぶやけば天井裏に潜んでいる特殊部隊が部屋にアタックをかけてくるそんな恐ろしい時代に突入しているのです!!
これではダメだ!
こんな時こそあえて日朝友好を!
そんなわけで国同士の友好といえば親善大使!
日朝親善大使こそ平和への架け橋なんですよ。
と、いうことで、
ニッチョーユーコー!
うちの記者の中から日朝親善大使を選んでもらおう!!
朝鮮総連の中の人に!
総連の中の人に選んでもらえばそれはきっと公認も同然!
そうすれば今後、日朝友好の皮をかぶって言いたい放題を円滑に進められるに違いありません。
そんなわけで、さくっと総連にいってきます。
同伴リ・コウジ
リ・コウジ(以下「リ」)「ところで大住さんは総連行くの初めてですか?」
大住「ええ。ニュースで建物映ってるのくらいしか見た事ないです」
リ 「そうですか……」
大住「え?どうかしました?」
リ 「いえ、朝鮮総連はですね、
警察が警備してるんで直接職員の人と話せないんですよ」
大住「ええ?!」
ワシ、普通に中入っていけると思ってた!!
リ 「普通こういうので行くと中に入るどころか中の人と話すことすらまず無理ですね」
どれだけ常識ないんだオレ!
でもそれが僕のいいところ!
そんなわけで常識をわきまえず警官にGO!
挨拶は元気よく!
大住「すぅいまっせーっん!朝鮮総連にアンケートお願いすぅぃにきたんですけどもー!」
嘘です。こんなしゃべり方してません。ものごっつ謙虚かつ丁寧に話しかけ名刺を渡しこと細かにあることないこと説明して、決して大住という人間の本性に気づかれないようにプレゼンテーション!
してたら、
あのどこに連絡を……
警官おもむろに無線で報告
えーっと……
おつかれさまです!
大住「いやー暑いですねー」
警官「……」
大住「……」
全身をいやーな汗が流れ落ちまくっているのはきっと太陽がまぶしいせい……。
そう自分に言い聞かせながら待つこと数分。
結論がでたらしく最初の警官が近づいてくる。
許可
警官「それではインターホンで中の職員と直接話してみてください」
まさかの直接交流実現!!
そんなばかな。
何でも交渉してみるもんだなぁ。
ピンポーン
じゃ、まあ、さっそく
立て板に水のごとく
大住「あ、初めまして。私(わたくし)WEB上でニュースなどを配信している探偵ファイルというサイトで記者をしている大住と申します。この度当サイトで『めざせ!日朝親善大使』という企画でアンケートを行っておりまして、このボードの写真の中で誰が日朝親善大使にふさわしいか、あ、これは全部当サイトの記者なのですが、サイト内で日朝親善大使を決めて日朝関係を応援してしまおうではないか!ということになっておりまして、それにともない朝鮮総連の職員の方に直接選んでいただけたらコレに勝る幸いはないとおもい訪問させていただきました。この中の誰に日朝親善大使になって欲しいですか?」
職員「……」
大住「……」
おことわり
職員「そういうのとあまり係わり合いになりたくないので……」
まさかの「そういうの」扱い!!
いや、まさかっていうか至って妥当な扱いですな。
むしろ逆の立場ならワシ絶対インターフォンとかにでません。
新興宗教の勧誘扱いだぜガハハ!
嬉しそうだな
いやー、やっぱ無理だったわ(笑)
そんなわけで、残念ながら今回は朝鮮総連の中の人に親善大使を選んでもらうことはできませんでした。
よーし!
次は本格的にアポとって突撃するか!!
ニッチョーユーコー!
ニッチョーユーコー!
大住