「最近は、ファッションとしてタトゥーを入れたがる若者がよく来るよ~」
と語るのは、都内某タトゥースタジオの彫師。
「もうファッションの一部になりつつあるね」
確かに最近は、タトゥーが入った若者をよく見かける。
しかし、世の中には、まだまだタトゥーに拒絶感を抱いている人も多いはず。
その証拠に、営業成績が悪いのを理由に、罰として顔にタトゥーを入れられてしまったホストの事件は記憶に新しい。
ということで、今回は『人は顔にタトゥーを入れると日常生活にどういう影響があるのか』を検証したいと思います。
(勿論、本物を顔に入れるわけにはいかないのでヘナタトゥーです)
早速、普段の僕でも拒絶されそうな超一流ホテルの高級フランス料理店へ!
ウェイターの反応は…
「お客様、お顔の方が…ちょっと入店は…」
いきなりかよっっ!!
不審者を見るような目で上品に断られました。せっかくスーツに着替えるも、全く意味なしです。
楽しみにしていた21000円のディナーコースどころか、店の敷居もまたげない。
やはり、いきなり高級フランス料理は敷居が高すぎたようです。
もう少し、ランクを下げてみましょう!!
まずは、人ゴミの中
「すれ違う人々の視線が痛い」
ビックリされたり、変な目で見られたり、ちょっと避けられたり…
まぁ気にしなければ全然問題ないですけどね!
続いて、ファミリーレストラン!
「問題なく入れます」
店員の視線が明らかに僕の顔に向いているのがちょっとうざったいぐらいです。
銭湯!
「兄ちゃんそれ本物?」
背中に般若の刺青が入った強面の方に声をかけられ、ちょっとビビリましたが普通に入れます。
全く問題なし!!
ライヴ!!
「顔にタトゥーを入れても唯一違和感の無い瞬間でした」
他にも何箇所か行きましたが、意外と普通に入れます。
別に何処だって入れるじゃん(高級フランス料理以外は)。と思いながら歩いていると
入墨禁止のサウナを発見。
これまでの経験上、こんなこと書いてあっても別に普通に入れるんじゃないの!?
そう思って、一汗かこうと入店すると
「お客様すみません。刺青の方はお断りしているんですよ、申し訳ありません」
ダメだったぁぁ…
店員に囲まれ、奥から偉そうな人が出てきて、ものすごく丁寧にお断りされました。
何故か、ここまで丁寧に断られると逆に腹が立ちます。
そんなわけで、、いろんな場所に行った結果を発表します。
ファミレス ○ 銭湯 ○ ライヴハウス ○
国会図書館 ○ 居酒屋 ○ サウナ ×
ラーメン屋 ○ 喫茶店 ○ 高級フランス料理 ×
一流ホテル(ヒルトン) ○ 一流ホテル(ホテルニュー大谷) ○
この顔で何日間か生活してみましたが
顔にタトゥーを入れても、サウナと高級なフランス料理を諦めれば、日常生活はほとんど困らない!!
もっとも、普通に街を歩いているだけなのに
職務質問されますが・・・。
島 雷鹿