この歳になると、自分の幼い頃の思い出は鮮烈だったことしか覚えていない。
昨日、娘が私の出張についていくと言うので、二つ返事で連れて行った。家内は当然、学校に行かせようと務めるが、娘は私に似て一度思い立ったら人の言うことを聞かない。
私自身、転校ばかりしていたので、一ヶ月学校に行かなかったこともあった。それでも現在があるんだから。それよりも、思い出の多い人生のほうが、より豊かなんじゃないかと。
昼から詐欺被害の会の懇談会をガル本社で行う。
娘にもパーティション越しに聞かせた。娘の感想は「みんな楽しそうだったね」
落ち込んでいても始まらない。元気が無ければ詐欺師の思う壺だ。
もう起こってしまったことを悔やんでも仕方がない。最後までやり抜くこと。
娘が楽しそうと感じてくれたことに驚いたが、探偵の本質とはまさにそこだと感じさせられた。
夕方からガル関東ブロックの会議。娘も後ろの席に座らせる。4年前にも浜離宮で同ブロックの撮影に参加したので、私が何をしているのかはうっすらと分かっているはずだ。
今日の会議のテーマは行方不明。みんなで技を披露し調査力を高める。
会議の終わりに難解な行方不明の案件を解決した支社に表彰を行う。
娘に感想を聞く。
「大変なんだね。テレビみたいに偶然じゃないことがよくわかった」だそう。
テレビや小説は偶然に解決していることを見抜けたのは凄い。
夜、秋葉原のアニメイトへ。
私は子供の頃に漫画家を目指していたこともあったので、娘がアニメに興味を持ってくれるのは楽しい。
また不定期で二人旅を。
BOZZ