BOZZです。昨日、久しぶりに断捨離ご希望のお宅に訪問しました。
ご相談のメールによると奥さんも旦那さんもいろいろ病を患っていて、掃除を2年間していないと言う。
最初はこの人相談する所を間違えたんじゃないかと思ったが、探偵ファイル歴20年と聞いては放っておけない。
先ず、あちこちの本棚にあるマンガを捨てようとした。
奥「いやっだめです。」
私「どうして?一回読んだんでしょう?」
奥「もう一回読むんです…」
断捨離出来ない人の決まり文句が出た。
そんな戯言に一切聞く耳を持たない我らが菜緒さんがビシバシ漫画を捨てていく。
思い出が詰まっているものを捨て切るのが断捨離屋の務め。
断捨離が出来ない人の特徴その2。
『万年床で全ての物に手が届く』
容赦なく押入れの不要なフトン類も全捨て。
風水では、万年床は万年病(やまい)に通じます。
結婚していなくなった息子さんの大量のゲームも
奥「それは売れるかと思って…」
私「いつ持っていくんですか?」
奥「いつか…」
私「はい!たったいま捨てましょう。売っても微々たるものです」
あと、だいぶ綺麗にしてしまってからあわてて残りを撮った、猫ちゃんの2年分の毛。
降り積もった雪のよう。
どの部屋も猫ちゃんの毛でいっぱいです。
3時間後。掃除が大好きな菜緒さんは私がもうやめて帰ろうと促しても言うことを聞いてくれない。
しかも滅茶仕事が早い。もはやプロ並み。
私「これだけやったんだからもういいんじゃない?」
菜「うん、でもね、床のシミは取っておきたいから」
私「それ、事故物件の掃除屋」
力自慢ハットリ君も床のシミをゴシゴシ。
読者さんに風水も頼まれたので
鑑定部分は紙面の都合で省略します。
奥さんの病気が癒えるよう、八卦銭のある点を指して枕元に置く。
帰りの奥さん。最初より見違えるほど顔色が良くなった!
奥「背中を押されました。こんなに気分が良くなったのは久しぶりです。」
私「そうですよ。NHKの連続テレビ小説見た後にクイックルワイパーを5分だけ、でいいんです。それ以上やろうとするから心が折れるんです。」
確かに、掃除や断捨離できない気持ちは痛いほど分かります。
なので
断捨離屋 ~風水マスター
を始めます。是非、お便りください。
重いゴミ捨てに3階から30回以上往復して足がガクガク BOZZ