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たまごっちコラボ発売の裏側で 恐竜育成ゲーム“ぎャおッPi”を育成してみた!

平成9年(1997年)に空前の大ブームを巻き起こしたバンダイの育成ゲーム「たまごっち」を覚えていますでしょうか?
最近でもガールズグループ「XG」がプロデュースする「XG×Original Tamagotchi」やサンリオコラボ、つい数日前には名探偵コナンコラボたまごっちが発売されたりして長期に渡る人気を誇っているようです。

そこで!!

「XG×Original Tamagotchi」発売で賑わう世の中の裏側で、ひっそりと「ぎャおッPiⅡ」をプレイしていきたいと思います。ちなみにこちらは5年くらい前に「まんだらけ」で購入してはみたものの、部屋のインテリアと化していた「ぎャおッPiⅡ」です。

かくいう私も「たまごっち」が欲しくて欲しくてしょうがなくて、でも当時は品薄で手に入らなくて……キイィィィイ‼という小学生時代を過ごしたひとりでした。
そんな私を不憫(?)に思った両親は「たまごっち」の類似商品をたくさん買い与えてくれました。つまり「たまごっち」のパチもん。
パチもん育成ゲームの良いところは“何に育つかわからない”という未知数の楽しみにあると思っています。当時「ぎャおッPiⅡ」は持っていなかったのでどんな恐竜に育つのかワクワクドキドキ☆



“対象年齢12歳以上”の下に本来あるべき発売元が当たり前のように書かれてありません。これぞパチもんの醍醐味!



説明書はへなへなのわら半紙1枚。なんか“あそび”のところを紙を重ねて修正してある……。
ところで「ぎャおッPi」ってキーボードで変換するのが、本当に煩わしいのでやってみてください。



早速たまごの状態からスタート!この辺は「たまごっち」と同じような感じです。ボタンも3個で画面のサイズも一緒です。強いて言うなら形が楕円形なくらいでしょうか。

産まれた~‼こちらが「ぎャおッPiⅡ」の幼生です。丸っこい物体に目が点々とついているのも「たまごっち」と同じ。確か「たまごっち」は黒かったですね。
「ぎャおッPi」の赤ちゃんの世話をしていたら、うちのMyラブリー(ゴンちゃん)がヤキモチ焼いて邪魔しに来ました。うんうん、君が一番かわいいよ♡

そして次の日。

えっ……‼早い、早すぎる。いくらなんでも生き急ぎ過ぎでしょう。

この後も幾たびかの輪廻転生を経て、やっとここまで成長しました!

なんだろうね、これ?

ちなみに「ぎャおッPi」は恐竜なので、外で飼育している設定です。うんこを処理する際は専用の業者がやってきてうんこを持ち去ります。

その後も肉や野菜をバランス良く与え、輪投げやサッカーで遊んだり、天候が悪化すれば傘をさしてやり、晴れたら帽子を被せたりなど「ぎャおッPi」の親、もとい下僕となり

かいがいしく世話をし続けること3日。そしてついに成体へと成長を遂げた……!

うーん……なんだこれは。手塩にかけて育てたはずなのに不遜な面構えの恐竜に育ってしまった!
ギリ、アロサウルスとかその辺かな?パッケージに書いてあるステゴザウルスみたいのに育てたいのだけど。

そして、この子もお星さまとなり、次に育てあげたのがこれ。

????

 

と、ここまで「ぎャおッPi」を育ててきてわかったことですが、「たまごっち」と比べるとアラが目立ちはしますが、実に難易度の高い育成ゲームでした。
うんこが溜まって病気になり死に至る、を何回も繰り返して成体までたどり着けたのが2体のみ。1時間もしないうちにピーピーと「飯だ!うんこだ!遊べ!」と要求してくるのです。これでは仕事や家事に追われる大人が遊べるわけがない。というか小中学生でも学校があるから無理がある……と、ここでハッと思い出したことがあります。

その昔、私も学校に行く時は両親に「たまごっち」のパチもんたちを託していたという事を。しかも「学校に行っている間にぜったいに死なせてはならぬ!」と念まで押してから通学していた……。

お父さん、お母さんありがとう。あの頃、仕事や家事の合間にポチポチと小さいボタンを押して世話をしてくれていたかと思うと、思わず目頭が熱くなります。

ちなみに最新の「たまごっち」はお金(単位は“ごっち”)さえ積めば託児所に預けることもできるそうですよ。いや~時代ですね~。

 

 

女探偵F澤
元雑誌記者。三度の飯と猫が好き。

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