昨日、娘と映画「変な家」を観てきました。娘は雨穴さんのファンで、本やYouTubeも欠かさず観ています。
一日４回の上映で客の入りも良く、ヒットしているなあと感じました。観客はやはり小中高生が中心です。
娘の感想は「面白かった！本のままだった。俳優を使わずに雨穴さんが出たら良かったのに（笑）」
さて、私の感想です。
映画の中では確か北は上だったので、風水的に見れば鬼門上に１～２階とも水回りが無く、良い物件のように見えます。
ただ、この家はやっぱり雨穴さんの想像上の建物ですね（笑）。
動線が明らかにおかしく、いくら設計段階で個人の意見を優先させたとしても、特に１階（物語は２階が中心）がとんでもないことになってます。
例をあげますと、台所とダイニングが無意味に離れていて、しかもドア２つに遮られています。普通ならこんな面倒くさい間取りを誰も考えないはずです。（家事動線）
これは、２階のあの部分（ネタバレになるので触れませんが）を無理やり１階に投影したせいでしょう。子供は「こんな物件がある」と信じるでしょうが。
おかしなところはまだあります。
・玄関と階段が一番遠い。これは一般住宅で実際に見たことが無い。（生活動線）
・２階のトイレの真下がダイニング、などなど。
２階はストーリー上、おかしくていいんです。じゃないと変な家じゃなくなりますから。でも、１階がアバウトでしたね（笑）
YouTubeの雨穴さんのナレーションは素晴らしく、引き込まれます。
私も史上最悪の家を設計してみたくなりました。
以前、実際に風水鑑定に行ったアノ家を参考に…。
風水師 渡邉文男 BOZZ