東京・歌舞伎町では、現在も路上に立つ女性、いわゆる“立ちんぼ”の姿が見られます。警察はパトロールを強化し、取り締まりを続けていますが、完全に消えたとは言い難いのが実情です。

一見すると以前と変わらない光景ですが、最近このエリアで増えているのが、いわゆる“美人局”のトラブルです。
手口はシンプルです。路上で声をかけてきた女性と合流し、そのままホテルへ向かう。ここまではよくある流れですが、 問題はその後です。
ホテルの部屋に入った直後、突然ドアが開き、別の男が入ってくるケースが報告されています。しかも一人ではなく、複数人で現れることもあるといいます。
都内在住の男性は、実際に被害に遭ったと語ります。
「ホテルに入った直後に若い男2人が入ってきた。『俺の女に何をしてる』と詰められて、その場で金を要求されました。美人局の噂は聞いていましたが、まさか自分が引っかかるとは思っていなかったです」
突然の状況に冷静な判断ができず、その場で現金を渡してしまうケースも少なくありません。中には、スマートフォンを取り上げられ、個人情報を押さえられるケースもあるといいます。
こうしたトラブルが増えている背景には、取り締まりの強化があります。警察の巡回が増えたことで、単純な客引きや売春行為だけではなく、より“短時間で金になる手口”へと変化している可能性も指摘されています。
つまり、立ちんぼの存在そのものが減らない一方で、その裏側でより悪質な形へとシフトしているという構図です。
路上での接触は一見すると個人間のやり取りに見えますが、実際には複数人で役割分担されたケースもあり、個人では対処が難しい状況に陥ります。
歌舞伎町では以前から「危ない話」は絶えませんが、今回のような美人局は、被害に遭うまで気づきにくいのが特徴です。
軽い気持ちで関わった先に、予想外のトラブルが待っている。
歌舞伎町の夜は、いまも変わらず――
その裏側でリスクを抱え続けています。

櫻麗
猫と紅茶があればご機嫌です
