BOSSです。
12月22日、千葉地裁で行われた金山昇一の初公判を傍聴した。
午前9時50分、警察官3名に手錠で拘束された金山が姿を現す。
人相着衣は逮捕時と変わらず、サンダル履きで出廷。(グレーのジャンパー・紺のズボン)
傍聴席を見渡し着席する。傍聴席には、担当刑事2名、現カムイの取締役、他、金山の身内と思われる人間が数名。
◇午前10時、開廷。
裁判長より、氏名・生年月日・本籍・住所・職業を尋問される。
この時、住所は「葛飾区新宿(住民票は埼玉県三郷市のまま)」職業は「会社役員」と答える。
金山はハッキリと発言していたが、緊張のせいか声が若干震えていたように感じられた。
◆罪状認否
検察官より、起訴状の朗読。罪名は『児童福祉法違反』
◇冒頭陳述
検察側が今回立件に至る経緯を発言する。
■平成17年5月17日、市川市のホテルで当時15歳の被害者と性行為があったこと。
□そのとき金山は被害者に対し、自分に逆らったら芸能界デビュー出来なくなると脅す。
■同時に、被害者がファンである『hyde』に会わせると言い、拒否すると会わせないとも。
□被害者との性行為は、平成16年11月頃から複数回にわたり行われていた。
■その際、金山は被害者に対し持参した制服を着用させ、ロープで体を縛り首輪をつけ、その様子を映像に収めた。
□未成年者との性行為を自ら撮影し、インターネット上で有料にて第三者に閲覧させていた。
■平成16年11月頃、被害者とマネージメント契約を締結させた時、父親に「ヌードやヘア写真などは絶対にない」と断言。
□芸能界にデビューするため高校進学を断念した被害者に対する父親の気持ち。(警察官への供述調書)
■被害者の他に同じ事をされている少女(以下、被害者Bと表記)が存在している事(性行為を撮影→ネット上にUP)
□ガルエージェンシーが被害者Bに相談を受け、同サイトが存在することを判明させた事実。
■5月17日にホテルより出てくる金山と被害者の写真を撮影したのもガルエージェンシーであったこと。
以上が、検察側の発言。
次回公判では、検察側が弁護側に『証拠』及び『証人』を出す。
裁判所での金山は、いたって健康そうだった。
第2回公判は、平成18年1月30日、午前10時より行われる。
これに対し金山(弁護側)は、「すべてでっちあげ」「探偵社の捏造だ」と反論。被疑事実を真っ向から否定するつもりのようだ。実際、警察官・検察官への供述調書には「ホテルまで入ったのは認めるが、あくまでも撮影のため。性行為はなかった。」とある。
じゃあこの男は誰だ?
渡邉文男