ども、ナカノです。
「大麻」
と聞くと何をイメージするだろう。
反社、違法、アングラ、ドラッグ、危険
様々なイメージがあると思うが、今や日本の親分であるアメリカでは合法化の流れが主流となりバイデン大統領も公式に大麻の規制緩和を行っている。
アメリカ本国では各州での合法化や合衆国での規制緩和もあり
「グリーンラッシュ GREEN RUSH」※西部開拓時代のゴールドラッシュにかけていると呼ばれるほど一大産業にまで成長している。
ダークでアングラで大麻を含むドラッグなどの悪そうなイメージのあるhip-hop業界のトップを走る
Snoop Dogg
も「合法化以前より大麻を楽しんでいる」といった節の発言(実際に私生活含めSNS、テレビや配信でもがっつり吸いまくっている)を曲中やマスコミ、公的な場、あらゆる場所で公言していたが、彼もカリフォルニア州の合法化に伴い、大麻産業へと乗り出し富豪っぷりに拍車をかけている。
さて、そんな一大ブームの大麻産業であるが、そのブームの過程で合法?脱法?大麻が開発され、日本でも流行しているのはご存じだろうか??
グーグルマップの検索バーに試しにCBD※日本では完全合法な大麻成分と打ち込んで検索してみてほしい。
関係のあるショップが出てきたと思う。実際に店舗でも販売しているショップだ。もちろん合法である。ここまでは法的にも何の問題もないが、さて本題は非常にグレーな代物である。
大麻の薬物としての有効成分はTHCであるが、このTHCを化学式に基づいて成分を微妙に変化させ日本の規制を逃れたものが現在、合法大麻や脱法大麻と呼ばれている。
THCーPやTHCーO、HHCーHやHHCーP※他にもたくさん存在するが多すぎて書ききれないなど
上記のほとんどは既に違法となっているが、ほんの数か月前まで完全合法として公に販売されていた。
「じゃあ、規制されたからもう全部違法でしょ?」とはならない。規制をすれば別の成分に切り替えた合法大麻が出てきているのが事実である。
正に法と産業のいたちごっこが今起きている。
取り締まる側も把握できないほど新しい成分が次々に出てきている。
それでは同様にAmazonの検索バーにTHC、もしくはHHCと入力してみるとどうだろう。
電子タバコのカートリッジに液状の合法大麻が封入され販売されている。購入はできないが、こうして世界最大手の通販サイトで堂々と大麻が売られているのがわかる。販売側は商品タイトルや説明欄ではごまかしているが合法、脱法の類である可能性は高い。
先日話題になった大麻グミもこの合法大麻の流れで出てきた代物である。各snsでも堂々と合法大麻の投稿を写真付きでアップしている人間は多々いる。
通常の大麻に比べて成分構成が不明瞭な点も多く、継続的な使用による健康被害が懸念されているため購入はおススメしない。というか買うなとしか言えない。
世界的に大麻合法化の流れがあるのは理解できるが、違法である段階で不明瞭なモノを売ったり買ったりするのは世間からの風当たりがより強くなるだけではないだろうか?
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NAKANO
ガルエージェンシー大阪本部
探偵歴6年目。映画に憧れ過ぎて探偵になってしまった男。雑多な知識で調査をこなす現役探偵(0120-000-783)
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