オモロいセクハラは時として、被った本人を爆笑させる…
【ガテン職2年目、 こっそり社内恋愛のはずが】
時は現場監督時代。
いつも仕事でお世話になっている、イケオジ番頭さんと打ち合わせ中の出来事。
イケオジ番頭さん「おい、タケオ!(本名をもじったあだ名) ゆいピーのパンティ、盗ってこいよ!笑」
唐突すぎる昭和のセクハラに、私はつい吹き出して笑ってしまった。ゆいピーこと当時の彼女は、職人さん人気ナンバーワン。後輩の現場監督だった。
イケオジ番頭さん「あ、使用済みのやつな。6万円で買うから!
で、うちのリビングに、額縁に入れて飾る。笑」
ツッコミどころが4か所ほどあるのだが、私の脳が勝手に ありえそうでありえないその状況を
絵面として処理することを優先してしまった。
かかか 彼女の使用済みパンティ がろろろ 6万円、だと!? 誇っていいのか悪いのか。
もちろんイケオジ番頭さんは、私がゆいピーと交際していることを知らない。
いや、、盗るってちょっと、、そういうのは… それだけは… 苦笑
やめてくれ! というか ゆいピーのパンティは プライスレス なんだぞぉ!
あとでゆいピー本人に このことを報告すると、なんと大爆笑していた。 そりゃあ、額縁に入った使用済みパンティを想像すれば、じわじわくるものがある。 嫌な気持ちや怒りを発生させる前に想像を誘導し、各々の脳内変換した絵面で確実に笑いをぶっ放つという、これ以上の強行突破があるのだろうか。
セクハラというのはどうやら、言う側が自分のプライドを犠牲にしたうえで 言われる側の立場を持ち上げ、かつギャグマンガが完成されれば 許されるものらしい。
…と思ってしまったが、責任はとらない。
みなさんの使用済みパンティは 時価いくら?
探偵3号
日本大学藝術学部出身。オールラウンダー的存在を目標に、
ガテン職時代に培った「気合」と「根性」で駆け抜ける。
ニシキヘビの美子(よしこ)と二人暮らし。
<駆け出し探偵記>