※しゃれこうべの画像などがありますので人の死を直視できない人は注意してください
カンボジアでは1975年~1978年の3年間のポルポト政権の期間で当時の人口の約1/3にあたる約300万人が虐殺された。なんかもう、メガネかけてるだけでインテリだって殺されたらしい。ヤル気満々。
そんなポルポト政権が崩壊してから30年。まだまだポルポト時代の爪痕は深く残っている。今回現地のガイドの人を雇ったが、その人も「お父さんポルポト時代に殺されました。お母さんポルポト終わってから殺されました。」って言ってた。笑いながら。カンボジアでは普通の話なんだろうが強いなぁ。
で、探偵ニュースでも詳しく扱うが、カンボジアで有名な観光(?)名所にキリングフィールドとトゥールスレン博物館(当時の刑務所)というところがある。そこがまあなんていうかノリノリだったんで一言。
両方共、人がもりもり死んでるところなんですが、
適当に積み上げ
もりもり骸骨飾ってます
上はキリングフィールドにある慰霊塔なんですが、なんと塔に9000個の骸骨積み上げてます。
なんかもう数あり過ぎてありがたみがないっていうか……。
「お墓とかに入れないんですか?」って聞いたら「いやー、だって誰が誰だかわからないし。貴重な観光資源だからねー」ですって。「死んじゃった人よりも、今生きてる人ほうが大事じゃん?」的なノリで言われてしまいました。いや、ごもっとも。
その論理に従って、トゥールスレン博物館の骸骨君たちは
つやっつや
美しくニスが塗られてます
もう完全に装飾品扱い。
でも、実はこれまだマシになったそうです。
最初この骸骨使って、
在りし日の骸骨君達
カンボジアの地図作って飾ってあったそうですから
さすがに不謹慎だということで文句きて地図はやめたそうですが。
なんていうかもう生きてくエネルギーに満ちてます。カンボジア。超前向き。
そりゃ、
ノリノリ
飲食店店員もピカチューのネクタイ結ぶって話ですよ!
すごいぜポキモン!
そんなわけで、明日はいよいよ今回の旅の真の目的「カンボジアで警官買収してパン一で帰ってもらうことは可能か?!」です。
おっ楽しみに
探偵ファイル・大住