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週刊新潮 徳山高専事件の容疑者の顔写真掲載!

スパイ日記でも取り上げてきた、山口県の徳山高専女学生殺害事件。(記事その1その2

事件から早10日間が経過しようとしているが、指名手配中の19歳少年・藤村元紀(もとき)容疑者の足どりは未だつかめていない。

そんな中、本日7日発売の週刊新潮9月14日号が、藤村容疑者の実名と顔写真の掲載に踏み切った。


週刊新潮9月14日号より

少年法に抵触する可能性があるものの、「逃亡し指名手配されているのに、実名も顔写真も公開されていないのはおかしい」と編集部は掲載理由について述べているという。


少年法第六十一条
家庭裁判所の審判に付された少年又は少年のとき犯した罪により公訴を提起された者については、氏名、年齢、職業、住居、容ぼう等によりその者が当該事件の本人であることを推知することができるような記事又は写真を新聞紙その他の出版物に掲載してはならない。


記事では、容疑者がすでに自殺している可能性や”弟2の殺人”が起こる可能性についても言及し、「”少年犯”に配慮するあまり、捜査が後手後手に回っている感は否めない」と指摘。
「凶悪事件において、犯人の身柄確保以上に優先すべきことがあるはずがない。そのための実名と顔写真の公表は、犯人の「自殺・再犯」の抑止にもつながるのだ」としている。

確かに、これまで新潮社の雑誌で行われた神戸の小学生連続殺傷事件の酒鬼薔薇聖斗(当時14歳)の顔写真掲載などとは趣旨が異なるものであろう。

また「事件発生直後に県警が緊急配備を敷かず検問を行わなかったのは明らかな捜査ミスで、県警はそれを少年法のせいにしようとしているフシもある」という旨の地元記者のコメントを紹介。
最後に「凶悪な殺人事件を起こした犯人の、実名と顔写真を隠す警察。その行為は、遺族に二重三重の苦しみを与えている」と結んでいる


今回の掲載については賛否両論あるだろうが、いずれにせよ一刻もはやく容疑者の身柄が確保されることが重要であることは間違いあるまい。

 

Taka

 

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