１９日、全米で任天堂の新型ゲーム機『Wii』の販売が開始され、販売店には長蛇の列ができた。先に発売したソニーの『PS3』、マイクロソフト『Xbox360』に続き、次世代機が出揃った形だ。
この任天堂Wii、日本での発売は１２月２日。「アマゾンジャパン」で今月１７日に始まった販売予約では、申し込みが殺到し数分で受付が中止になるほどの異常な人気ぶりだ。ソニーのPS3も順調な売り上げを見せており、ネットオークションでも高値で取引されている。マイクロソフトXbox360も昨年１２月発売以来、着実にユーザーを増やしている。今年の年末商戦では、この３機がシェア争奪戦を繰り広げることになる。
この３機種のデータをまとめてみた。
ＰＳ３
(20G)\49,980
(60G) オープン価格
・PS2の後継機。｢ブルーレイディスク｣採用。大容量のデータを扱える。
・20～60Gのハードディスク採用。 セーブをはじめ様々な用途に使用可。
・PSPとの通信が可能。
Ｗｉｉ
￥25,000
・新感覚コントローラー｢Wiiリモコン｣採用。
・３つの中で一番価格が安い。
・NintendoDSとの通信が可能。
Ｘｂｏｘ360
￥39,795
・パソコン内の画像・映像・音声ファイルの再生が可能。
・2006年グッドデザイン賞受賞。
・2006年末には出荷台数が1000万台になる。
どれも特徴的で、既存のゲーム機を凌駕するスペック。しかし、ブルーレイディスク採用のおかげで生産コストが上がり１台売れるごとに３万円近い赤字が増えていくPS3、奇抜なコントローラーがユーザーに受け入れられるかが心配なWii、日本での人気がいまひとつのXbox360、と不安な点もある。市場の予想では『Wiiが頭ひとつ抜け出しているのでは』とのこと。
あなたが買うならどれ？
僕は・・・とりあえず様子見で。
多田