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止まらない自殺予告に文部科学省は…

今年の11月6日、世間を騒がせる1通の手紙が文部科学省に届いた。

内容は、「学校でいじめを受けている、8日までに状況が変わらなければ、11日に学校で自殺する」というもの。
その手紙以降、文部科学省には、いじめによる自殺予告の手紙が届き続けているという…。

深刻な社会問題となっている『いじめ問題』の現状を、現在も自殺予告の手紙が届き続けているという文部科学省に伺った。


11月6日以降、現在までに何通の手紙が届きましたか?
42通です。
そのうち11通については差出人が特定、又は特定されつつあります。

どうやって特定したのですか?
手紙に個人情報が直接書いてあったり、それに近いものが書いてあったり・・・それぞれです。
詳しいことは、非公開になっておりますので、申し上げられません。

特定できた方に関してはどのような対応をしていますか?
教育委員会を通して、学校側に対応してもらっています。

差出人が特定できていない手紙に関してはどのような対応をしていますか?
手紙の消印などから、各教育委員会を通じて情報収集に努めています。
手紙の内容によっては手紙を公開して呼びかけています。

手紙は1日に何通ぐらい届きますか?
来る日もあれば、来ない日もあります。
今日までですと、だいたい1日0~3通ぐらいでしょうか。

これまでに届いた自殺予告の手紙に関連する自殺は実際にありましたか?
今のところありません。
今後も無いこと祈っています。

今後文部科学省では『いじめ問題』についてどのように取り組んでいきますか?
有識者会議を開いて、より正確な『いじめの実態の把握』、『調査方法の見直し』等に努めます。



最近、毎日のように『いじめ問題』が報道されています。
それぞれが、それぞれの立場に立って真剣に取り組んでいるんだとは思いますが、
残念ながら未だ解決の糸口は見えていないようです…。

 

島 雷鹿

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