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高級チョコレート店の知られざる裏側

一年で最もチョコが売れるバレンタインも終了。今回は、有名店のちょっとした裏側を。

バレンタインの時期に限らず、チョコ好きに人気なブランドの一つが、高級チョコレートの「ジャン=ポール・エヴァン」

温度管理も徹底された独特の店内レイアウトは、あまりにも有名。ブランド名を知らなくても都内在住の人であれば、「伊勢丹の地下で入口にドアボーイが立っていて、いつも長蛇の列ができている店」と言えば、ピンと来た人もいるのでは?


店で売られている製品は、どれも毎週パリから空輸されていて、常に作りたての製品を販売するというコンセプト。だけど、フランスでエヴァン氏の実演も見たことがあり、同店の関係者にも知り合いがいるという日本人パティシエの話によると、「日本人の感覚からすると、ちょっとどうかと思う」ことがあるとか。

何かというと、チョコを作る段階での衛生管理の問題。日本の企業の場合、服装は勿論、髪の毛が落ちてこないように神経を使ったり、マスク着用が普通です。ところが、海外では一流店でさえ、徹底されていないと言います。


特に気になるのは、味見。日本の場合、チョコを小さじ等ですくって、味見します。だが、エヴァン氏はチョコに直に指を突っ込んで味見をするそう。それどころか、彼の側近のスタッフたちも同様の行動を取るので、完成までに一体何人が指を突っ込むことになるのでしょう?

もちろん、これはここに限った話ではなく、海外の他の有名店でも珍しくないとか。

「何でそんな事を気にするのか」などと言われてしまうかもしれません。そういえば、以前「料理の鉄人」が放映されていた頃、調理に使用しているお玉に直に口をつけて味見するという陳建一氏の行為が、新聞の投書欄で度々バッシングを受けた事もありました。

確かに日本人の綺麗好きは海外とは違いますが、やはり気になってしまうというのも正直な所ですよね。

 

山木

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